- Amazon.co.jp ・本 (585ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102166185
作品紹介・あらすじ
何不自由ない生活を送るモリーは、ある日突然夫殺しの罪で起訴された。誰が見ても犯人は彼女しかあり得ない状況。しかも彼女には、その時の記憶がまったく無い。本当に自分は人を殺したのか?5年半の服役を終え、やっと我が家に戻った彼女は真相解明を決意する。そして再び彼女を襲う悪夢…。新たな死体が生れ、記憶は失われた。巧妙な筋立てが光る長編ミステリー。
感想・レビュー・書評
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この方の書くストーリーは綺麗で甘くて読んでて楽しい。
突飛な部分もあるにはあるんだけど、今回はむしろ突飛すぎて突っ込む前に話が終わった。
起承転結で綺麗にまとめるなあ。
しかしどこまでもどこまでもついてまわる自己に対する疑心は面白かったな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミステリの女王と言って過言はないだろう。
夫殺しで服役していた女性(彼女には夫が殺された時の記憶がない)が、
同級生だったTVレポーターと共に夫殺しとその裏の陰謀を暴く話。
前半が、登場人物が入り乱れてわかりにくかったけど、
後半になったら、やっぱりクラークだよなぁって面白かった。
しかし、主人公が夫の殺された時に、記憶がなくなった
(過度のストレスの為という説明だったが)
理由が、いまいち釈然としない。
まぁ、そう言うと釈然としない部分がまま、あるんだけどね。
やっぱり、もう歳か、クラーク(苦笑) -
フランとフィリップの愛とか優しさにどきっとしました。ジェナが犯人だったなんてわからなかった!