ハンニバル・ライジング 下巻 (新潮文庫)

著者 : トマス・ハリス 高見浩

• 新潮社 (2007年3月28日発売)

感想・レビュー・書評

[avrilskyjpさんの感想 · 2013年9月26日]

なぜか彼の心情が理解できるかもと思う瞬間があったり。。道徳的に間違ってると思いつつ、100%じゃないでしょ？とレクターから問いかけられるとそうだという気がする。
変な達成感。
すごい小説だった。

[越智さんの感想 · 2013年3月25日]

上巻の中盤までは、ハンニバル・レクター博士の悲惨な少年時代。
戦時中の記憶は失い発語できなくなっています。
上巻の終盤から下巻にかけては復讐譚。

最初のほうはケッコ優雅に（？）いたぶりながら殺害してるんですが、後半はもう銃なんで、フツーです。

[つきぞめさんの感想 · 2012年11月20日]

若い博士もいいなぁ。

[potatostormさんの感想 · 2012年11月6日]

そして羊たちの沈黙で心の春が来るんですね！

[池村さんの感想 · 2012年10月17日]

頬だけじゃなく、残さず食えや！

[ねおさんの感想 · 2012年10月10日]

紫夫人が日本人っていう設定がいまいちよくわからない。
ハンニバル自信には日本的な話がでてこないし。。。外人特有の「ワビサビ」好きってやつ？

話的にはダレもなく面白いです。

[tokochiさんの感想 · 2012年9月29日]

日本文化への造詣が深い。紫夫人のキャラクター性も日本人としては嬉しい。

[あおさんの感想 · 2012年3月22日]

上下巻合わせての感想。
前半はハンニバルの過去を振り替える。
彼が幼少期に経験した、家族や尊敬する先生の死、そして絶望。
後半はその復讐劇。
ハンニバルの叔父の妻として紫という日本人女性が出てきたり、彼女との生活の中でハンニバルが様々な日本文化に触れていく描写があるのだが、正直ハリスが自分の知識を誇示するために無理矢理捩じ込んだ設定という感じがした。

[pma-miyabiさんの感想 · 2011年10月26日]

レクター博士の出生のルーツに日本が関わっていたのには驚きました。が、それ以外は取り立てて驚くようなことも無く、割とありがちな話といった感じでした。

[にくまろさんの感想 · 2011年7月12日]

期待し過ぎていたせいか、ちょっとがっかりな感じ。映画で見ればもう少し面白いのかな。
クラリスに執着していたのは、恋人としてではなく妹のミーシャと重ね合わせていたのかなと思えばなんとなく納得。
それにしても、これぐらいのボリュームの話なら、分冊にしないで一冊にまとめてくれよ。

著者プロフィール

ウィリアム・トマス・ハリス三世（William Thomas Harris III）
1940年テネシー州ジャクソン生まれ、テキサス州ウェイコのベイラー大学（Baylor University）卒業。地方紙記者を経てAP通信社でレポーター兼編集者に。この期間中の知見が小説の機縁となる。
著作は現在5作。映画化もされた『ブラック・サンデー』をはじめ、「ハンニバル・レクター」シリーズの『レッド・ドラゴン』、ブラム・ストーカー賞を獲得した『羊たちの沈黙』に、『ハンニバル』、『ハンニバル・ライジング』。