羊たちの沈黙(上) (新潮文庫)

  • 新潮社
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感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102167083

感想・レビュー・書評

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  • 大まかな内容は私でも理解出来たし、面白い!
    しかし!クラリスもレクター博士もクロフォードも頭が良すぎて絶妙な駆け引きとか言葉の意味とか細かいところに理解が及ばなかった!
    クラリス頭の回転早すぎだろ( ˙-˙ )
    また、話の舞台がFBIなだけあってアメリカの行政に関する専門的?な言葉が多いように感じた。もう少し私に知識があればね、、、
    ストーリーの本筋はやはり面白くてさすがに映画化されてるだけあるなという感じ。ホラーとかグロイ系の映像が受け付けない人間なので今回は小説で読みました。下巻も読みたい!

    ネタバレ部分⚠️
    性転換手術希望者にテストを課すのは未だに行われているのかな?小説上のフィクションなのか?少し腑に落ちなかった部分です。

  • 感想は下巻に記載

  •  今ならジェフリー・ディーヴァーの亜流かというところだけど、もちろんこっちの方がずっと古く本家本元で、映画化されてアカデミー賞も受賞したくらい有名な作品。連続猟奇殺人犯を追うFBIの上司クロフォードと部下というか訓練生のクラリスのペア。ここいらもリンカーン・ライムとアメリア・サックスを思い出させる。しかし本書の恐るべきは、もうひとつの悪であるハンニバル・レクター博士の存在だ。重罪監獄に囚われながら、抜群の頭脳と洞察力で情報提供し、事件捜査を手玉に取る。というよりこの作品はレクターを主人公とする連作のひとつという位置づけであり、そのレクター博士は事件解決と前後して巧妙に脱獄してしまうので、大きな物語としてはまだまだ続いてゆくことになる。本書は若いクラリスの活躍が読みどころだが、結末が意外性はあるもののややあっけないのがちょっと残念。

  • サイコサスペンス。ミステリ。
    クラリスとレクター博士の会話が面白い。
    『森博嗣のミステリィ工作室』によると、『すべてがFになる』の冒頭は、この作品に影響を受けているらしい。
    森博嗣ファンとしても興味深い作品。下巻にも期待。

  • #読了 #羊たちの沈黙 #トマス・ハリス

  • 文体に慣れるまでしばらくかかり、なかなか内容が入ってこない。そもそも使われている器具類や小物の名前が古いのと馴染みがないのとで、いちいち意識が寸断される。ジャンプスーツとは?
    物語が進行を始めれば引き込まれるが、それまでにかなりの日数が必要だった。一度は読了したはずが、細部の記憶はほとんどなく、全く理解しないまま読み飛ばしていた箇所もあった。やっと本当に読むことができた気がする。

  • 難しい文章じゃなくてほっとしている。
    レクターが難しそうな話をしているイメージがあったので。

    レクターの周りの人間が不気味。レクターの人を壊す方の力が、立ち直らせる力になったら近くの牢の人が救われただろうに。

  • クラリスとハンニバルの邂逅。なぜハンニバルがクラリスに結果としてあれほど執着するのかはここではまだ分からず。バッファロウビルの捜査を通じて事態は走り出す。

  • 映画は原作に忠実に作られているのだな。という印象。

    原作のレクター博士もアンソニー・ホプキンスのレクター博士の印象とピッタリ合う。

    もっと読みにくいかと思っていた。

  • 旧訳は既読。新訳のわりには言い回しがわかりにくいところがある。

著者プロフィール

ウィリアム・トマス・ハリス三世(William Thomas Harris III)
1940年テネシー州ジャクソン生まれ、テキサス州ウェイコのベイラー大学(Baylor University)卒業。地方紙記者を経てAP通信社でレポーター兼編集者に。この期間中の知見が小説の機縁となる。
著作は現在5作。映画化もされた『ブラック・サンデー』をはじめ、「ハンニバル・レクター」シリーズの『レッド・ドラゴン』、ブラム・ストーカー賞を獲得した『羊たちの沈黙』に、『ハンニバル』、『ハンニバル・ライジング』。

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