グリーン・マイル 6 (新潮文庫 キ 3-20)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193204

感想・レビュー・書評

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  • 約20年振りの再読だったが、様々な角度から人の生き死に、宗教観、人種差別などなど考えさせつつ、伏線を回収していく語りは流石です。
    ただ、1人称での語りなるが故に、そこかしこに何か足りない部分があり、想像するしかない。付添夫の“あいつ”も何とかして欲しかった...。

  • ホラー作家として名高いスティーヴン・キング作。何とも不思議な物語。宗教的でもあり、SF的でもあり、スプラッタやバイオレンスのテイストも含まれ、かなり多面的。読むタイミングで感じ方が変わるのではないか。
    映画化されているが、主要な役どころは、かなりハマり役だったと、感ずる。

  • 2017.08.29

  • 最終巻。伏線がすべて回収されているはずだが、伏線に気付かないまま読んでいた部分も多く、分かった!という感動がなかった。
    ただし、年代の伏線を考えると…。主人公は今もキセキによって生きているのだろうか。

  • 読者の思いも寄らない謎解きもある最終巻。

  • 電気椅子で処刑するということを除けば、この物語はすごく温かい話です。
    でも、最後の場面でいつまでも長く生きる主人公のいう「救済と呪いは本質的には一緒」という言葉が重い。
    死がなかなか来ないのだから。
    一体ジョン・コフィーは病気を治しただけだったのやら。

  • 【配置場所】特集コーナー【請求記号】933.7||K
    【資料ID】91020252

  • コーフィーの孤独なこれまでの人生が彼の最後の祈りに垣間見えた。辛いシーン。最後にもう一度ミスタージングルスとも会えてよかった。この6冊は、ベルリンの日本語古本屋で買ったんだけど、ずーっと読まずに積読していた。キングの世界、やっぱり引き込まれる。

  • 少分冊にわけた事によるわくわく感だなあ。次の巻にいっても、続きにすぐに入らず焦らせれるし。
    内容ももちろん秀逸。現代ファンタジー要素あり、宗教とか人種差別とかいろんな要素が詰まってる。映画もっかい見たいな。

  • いよいよこの巻で、死刑囚「ジョン・コーフィ」の運命が書かれています。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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