ドリームキャッチャー〈3〉 (新潮文庫)

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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193297

作品紹介・あらすじ

エイリアンとともに出現した寄生生物は、人体にとり憑き、内臓を食い荒らして凶暴化していった。さらに驚異的に繁殖する黴状の生物。いち早くエイリアン侵略の情報をつかんだ軍は、司令官カーツの指揮の下に森林一帯を隔離し、住民もろとも侵略者を殲滅する作戦を強行する。その頃、ジョーンジーの身体を乗っ取ったエイリアンは、ある計画に自らの生き残りを賭けようとしていた。

感想・レビュー・書評

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  • 2019/10/01

  • 面白かった

  • 2017/10/22読了

  • ジョーンジーとMrグレイ←ヘンリー、オーウェン、ダディッツ←カーツ。

    ベイケンうめえ。唐突のトイレ。

  • 1~2巻は幼なじみ4人の恐怖体験が
    メインだったが、2~3巻は米軍特殊部隊サイドの話や集団パニックと話の規模が広がった後に、
    一気に収束する。

    各登場人物の行動指針がはっきりし、
    見所もわかりやすくなって
    最終巻に続く。

    久しぶりに読むとつくづく
    展開含め内容忘れているなと実感する。

  • 幼馴染みの4人が過去にどんなことをしてしまったのかうっすらとわかりかけてきたが、なぜダディッツがその力を持っていたのかは不明。
    多分最後まで読んでも、理由なんてないような気がする。

    ただ、現在パーツで彼らがみんな幸せではない理由は、納得。
    タイトルの意味も、納得。

    事件が起こっているのは今なのに、それを解決する手立ては気づかないうちに過去に習得できていたというのが、時間SFのようで面白い。
    いや、そうでもないか。
    誘拐されちゃった。どうしようどうしよう。
    あ、そういえば子どものころ縄抜けができるようになったんだった。
    っていう感じ?

    身体が乗っ取られてしまったジョーンジー。
    身体だけではなく、記憶までもが自由にのぞかれてしまうのだけど、この記憶のイメージが、巨大倉庫に収納されている段ボール箱!
    なんてアナログ!ブラボー、キング!
    だから、私の記憶もしょっちゅう行方不明になるんだね。
    整理整頓をしっかりして、きちんとラベルを張らないと、あとでわからなくなるぞということね。

    そして生まれて(?)初めて食事という行為をしたエイリアンの反応が、もう最高!
    きょろきょろあたりを見回して監視されていないことを確認したのちに、皿も指もきれいになめて、おかわりを要求。
    こどもか!
    珈琲にふた袋のグラニュー糖を流し込んだあと、3袋目は直接口へ。
    こどもか!
    そのうえ人口メイプルシロップをコーヒーに追加投入。
    こどもなのか!

    緊迫した逃走劇のさなか、結構残酷シーンも多いのに、ほのぼのしちゃったよ。

    あとは、ヒットラーの尻尾のようなカーツ(軍の責任者)にどんな天誅が下るのか。
    それを楽しみに最終巻へ。

  • レビューは4巻

  • 人間は強いなぁ。

  • そして始まる人類の存亡を賭けた追跡&逃亡劇。人類と全く異なるエイリアン&狂気の軍人という異質の存在がどんどん俗っぽく人間らしくなっていく様がとても愉快。そして相変わらず主人公四人組の少年時代はキラキラと輝いている。

  • 柳川などを舞台とした作品です。

  • エイリアン侵略ホラー。かなり気持ち悪くて恐ろしい話……のはずなんだけど、少し笑える部分もないか? だってエイリアンが「ミスターグレイ」(ホント、「宇宙人」のイメージそのまんま)ってあたりでなんだか……ねえ? この辺がキング独特のチープな「マヌケ美」ってやつかしら。これって一歩間違えればギャグになりかねないんじゃ。
    だけど実際は、スリリングかつ感動的な物語に仕上がっている。よく聞く「完全にエンタテインメントに徹した作品」という評価もそのとおり。テーマは「友情」ってあたりで「IT」っぽいなあ、と思っていたら、きっちりそのあたりにリンクしてたり。他にもリンクしてる作品があるのかな?

  •  「アトランティスの心」が、地味でいまいちだった分、いきなり派手に展開しまくる。てか、エグイよ。これを映画っていうのは、私は遠慮します(苦笑) と、GWの映画はM・フリーマンが主演だそうだけど、一体どの役するのかよくわからなかった。軍人の悪役か、協力者にんる役か、どっちかだとは思うんだけど。てか、その二人は小説上では主人公ではないんだけど、映画だとそっちに重きをおくんだろうな。フリーマンだから。ってことは、微妙にポイントがずれるのか。やれやれ。
     ともかく、3巻辺りで号泣。面白かった。けど、オチが観念的すぎるかな。と、キングにしちゃ明るい幕切れ。なんか、彼も変わってきてるのかなと、しみじみ思ったりした。

  • 未読

  • 4月26日読了。ジョーンジーと、彼と共生(?)する『ミスター・グレイ』のやり取りと、この事象すべての殲滅を図る軍からの逃走を図るヘンリーの行動を中心に、徐々に「彼らの過去に何があったのか?」に迫っていく第3巻。だが、まだ事件の全貌は明らかにならず、この事件の落とし所は見えない状態・・・。テレパス能力の発現の仕方やそれを得た人々の戸惑いなど、空想を具体的に・説得力を持って描くキングの筆力は相変わらず。

  • (4)にて一括

  • エイリアンとともに出現した寄生生物は人体にとりつき、内臓を食い荒らして凶暴化していった・・・

  • 1に同じ

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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