ダーク・タワー〈4〉魔道師と水晶球〈上〉 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (463ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193440

感想・レビュー・書評

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  • 高度な知性を持ちながら、自殺願望から無謀な超高速走行へと突入したサイコモノレール〈ブレイン〉。絶望的なスピードで暴走を続ける列車内部に閉じこめられたローランドたちが脱出する方法はただひとつ。「なぞなぞ勝負」で〈ブレイン〉に勝つこと! 刻一刻と迫る死の影、絶体絶命の彼らに勝機は果たしてあるのか? そして、ついに明かされるローランドの過去とは。
    シリーズ第IV部!

  • 上中下の3巻。ともすると大味になりかねない大作の第4巻。だがローランドの若かりし頃の回顧である本作は、ベタな展開ながら、キングがストーリーテラーの手腕を存分に発揮して読ませる。「スタンド」の設定、人物も登場する。

  • ブレインとのなぞなぞ対決の後、ついにローランドの過去が語られる。
    これまで謎に満ちていてローランドの若き日の物語が始まってからがかなりおもしろい。続きがとても気になる!
    キングの想像力は本当に底なしだなぁ、と感心しきり。

  • ローランドが自分の過去を語る。愛しのスーザン。思うんだけど、時代的に若い女性が家族によって売られるってあったと思うんだけど、それを本人が望むかのように、そして本人が拒絶しないことを侮蔑する考え方があるのが不思議だ。本人の意思なんか関係あるわけないのに。そこに思いつかないほど、階級によって断絶してたんだろうかなぁ。

  • いやぁ、面白かった。
    むさぼる様にのめり込み、読み進んだ。
    上巻はモノレール「ブレイン」とのなぞなぞ対決。
    メインは中・下巻の今まで語られなかった、
    悲しいローランドの過去。
    丁寧な描写がかなりのボリュームで続く。
    本作ではシリーズの一つのクライマックスを迎える。
    塔を目指す今後の旅がどうなるのか、早く知りたい。
    乃南アサによるあとがきは意味不明である。

  • <ブレイン>とエディの問答が奇妙で面白かった。

  • 10/7/26 ずっと止まっていたが再開しようと思い、購入

  • やっと待ちに待ったローランドの過去かよう
    早く次の巻読みたくて、いつも以上に斜め読みになってしまった。
    スザンナは一体子供どうするのだろうか。

  • 未読

  • ローランドの過去(読了'08/04)

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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