ダーク・タワー〈4〉魔道師と水晶球〈下〉 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193464

感想・レビュー・書評

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  • ハンブリーの町で芽吹く瞬間を待っていた謀りごとはついにローランドたちを巻き込み始める。無上の恋の喜びが、のちにさらなる痛みと、刻印のような哀しみへと変わるとも知らずに……。幼い二人が交わした真実の愛の行方は。いまもローランドを苦しめる記憶とは。万人の心を揺るがさずにはおかない、最初で最後の恋のありかた、

  • ダークタワー第四部「魔導師と水晶球」読み終えた。第四部と言ってもすでに八冊目。長い長い物語の折り返した辺りだろうか?
    この第四部は主人公であるローランドの若き日を描いたもので、ローランドがガンスリンガーとなり初めての恋をする。しかし、そこ恋の結末はわかってはいたけど、あまりにも悲しかった。
    バトルあり、恋あり、魔法ありとかなりのボリュームで楽しめた。キングならではの濃い登場人物たちが織りなす暗黒の塔を巡る冒険はこれからも先が気になって仕方が無い。

  • 戦闘の爽快感、超自然的なものの恐ろしさ、悲痛な愛、壮大なストーリー、恐ろしく厄介で些細な複線
    など、スティーヴンキングの長編における魅力を存分に味わうことが出来た。

    しかも普通の長編と違い最後まで勢いのある展開で、物語に引き込まれた。

  • いやぁ、面白かった。
    むさぼる様にのめり込み、読み進んだ。
    上巻はモノレール「ブレイン」とのなぞなぞ対決。
    メインは中・下巻の今まで語られなかった、
    悲しいローランドの過去。
    丁寧な描写がかなりのボリュームで続く。
    本作ではシリーズの一つのクライマックスを迎える。
    塔を目指す今後の旅がどうなるのか、早く知りたい。
    乃南アサによるあとがきは意味不明である。

  • 10/7/26 しばらく止まっていたが、再開しようと思い、購入

  • 中巻飛ばしてもしっくりきたので、もっと省ける物があったんじゃないかと思う。
    中巻を読んでた間は町の人みんないい人だったのに・・・

  • 未読

  • (読了'08/04)

  • スティーブンキングの超長編ファンタジー「ダークタワー」の4部が本書で終結する。 通算8冊目。「魔道師と水晶球」では主人公ローランドの若い時分の恋物語が描かれているが、恋人スーザンの残酷なる死によって悲しい回想は幕を閉じる。

    この回想記は壮大な物語にアクセントを与えている。 もしかすると今後の話で恋話が何かの伏線になる可能性もあるが、少なくとも今の時点では話の流れに弾みと深みが出てきていると感じる。

    今後の展開が楽しみであるが、世界観が特殊なため、未だにイメージが湧きにくいのが難点か・・・

  • ダーク・タワーの第四部。上巻の中盤あたりからローランドの過去の話に突入します。
    今まで度々単語として登場していた「スザンナ」という女の子がいよいよ登場するお話。・・・・・・なんですが、話がなかなか先に進まなくてじれったい思いをしました。
    話自体はよかったんですけど、上・下でもまとまったのではないでしょうか・・・・・・。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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