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- Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102377024
感想・レビュー・書評
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解説にも書かれている通り、冗漫なきらいがある。
特に序盤は官能小説を読んでいるのかと勘違いしそうになった。
下巻はテンポがよく話が展開していき楽しめた。それに伴い、登場人物同士が有機的に交差していれば、という惜しさも感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公ニック・ハロウェイはエリート証券マンだが、ある日分子物理学博士の小さな会社の新しい発明の発表に参加し、爆発事故に遭遇し、透明人間になってしまう。一人の一般的な生活を送る普通の30代男性がある日突然透明人間になり、生活をすることになる話である。
もちろん秘密組織から追われたり、それに反抗して逃げたり、危機一髪の場面もあるが、全体的にコメディ要素が満載となっている。
追う側も逃げる側ももうちょっと方法がありそうなものだがとストレスを感じそうだが、登場人物のキャラでカバーしているのではないかと思う。
とりあえず透明人間は苦労が多いということが書かれている。
読んでいると主人公ニックに愛着がわいてくるのが不思議である。 -
なるほどリアルで面白かった。終わり方も好きだった。上巻より下巻がよかったかな。
でも、ベスト30の第1位にはならないかも・・・。あとがきにあったように、恋人はもうちょっと早くに出てほしかったな。