- Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103003366
感想・レビュー・書評
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2015/4/19 うーん、やられた感がある。
読み応えあった -
二転三転するストーリー。
誰が誰を殺したのか、目まぐるしく展開していきます。
最後にはすべての伏線が帰結して、納得。
田舎の旧家、風習、地下水路など、ミステリの要素がたくさん詰まっています。
楽しめました。 -
初期の道尾秀介のテイストが戻ってきたかな。どんでんがえしは期待したほどでなく…。求める境地が高い作家には読み手の意識も厳しくなってしまう。
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道尾作品は久しぶり…かな? このなんとも重苦しい空気感、あぁ道尾作品だ!(笑) それぞれがそれぞれに少しずつ思い違いをした結果起こる悲劇とか、すごい好きなシチュエーションv誰が決定的に悪いとはいえないのがとても切ないなぁ。主人公が元妻とよりを戻すことはないだろうけど、俊也くんがとても健気でよい子なのが救いですね。
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もうちょっと違う展開を期待してたんだが。。。どんでん返しを期待しすぎたか。。。
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最後までドキドキ。悪人のいない悲しいミステリー。私は高評価。
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行方不明だった女が目の前で電車に轢かれて死ぬ。父親が犯したと思っていた犯罪は本当に父親だったのか?辰男は32年前の事件を再度調べようと故郷を訪れる。
雰囲気は全体的に暗め。道尾作品らしい雰囲気は嫌いじゃないけど、本の帯にある「超本格ミステリ」とか「幻惑の極致」とかは感じない。
オチも弱い。もう少しロジックが欲かった -
私は、息子とともにかつて暮らした小さな村へ向かっていた。離婚した妻に引き取られた息子とのんびりとした時間を過ごすために、そして、昔、家族を苦しめた事件のすべてを知るために。
三十二年前、村の組合長が殺された。その胸に突き刺さっていたのは父の名前が彫られた小刀だった。時を同じくして村の娘も一人姿を消していた。二人を殺したと思われる父は、村で唯一の水路の穴で死んでいた。
そして現在、姿を消していた娘が私の前で電車に轢かれて死んだ。彼女はこの三十二年間どこにいたのか。その当時の真実はどこにあるのか。
どっしりと重厚で、余りにも悲しい話だった。途中で挟まれる悪夢も雰囲気作りに一役買っていてよかった。 -
図書館からやっときました。
ちょっと悲しい話。