超一流じゃなくても「成功」できる

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103016311

感想・レビュー・書評

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  • 「目標を決めて、それに向かって努力して行く『進行形』の姿こそが成功」
    「客観的に自分を分析できることが大事」など、共感・感動できるフレーズが沢山ありました。文章もとても読みやすく、オススメの一冊です!

  • 計画性、情報の分析力、自分の力を正しく把握すること。
    アジャストメントの能力。

    日記など書くことで内省し整理する。その際、自分に嘘をつかないこと。

  • '92に神戸に就職して、もちろん見に行くのは寮の近くのオリックス。ピッチャーの中で地元、加古川出身と聞いて興味を持った長谷川投手。自分が転勤で見れなくなった翌年にMLBへ。出張でアナハイムに行って、プルペンの長谷川投手を見たこともある。
    この人の書く本は、いつも興味深い。

  • 流石長谷川、読みやすいし、分り易い。
    私にとってシンカーとシュートの違いを分りやすく解説してくれた人(笑)
    メジャーの裏側を少しでも知ることが出来た。もっと高校時代の話を聞きたいな。

  • 長谷川滋利は一番好きな野球選手かな。
    この人の感覚が好きだ。

    野球でもきちんと結果を残し、それでいてビジネス的なスキルも持っている。

    何冊か出版している自著の本も本人にとってはビジネスだしね。

    野球で、人生で成功するにはどうすべきか?
    野球という環境の中で育った人の成功論。
    自伝的に書かれていて様々なエピソードも面白い。

  • (単行本 - 2006/8/17)

  • 本屋で見つけて購入した本。とても内容の濃い本でした。引退したスポーツ選手にすすめるべきか、スポーツ初心者にすすめるべきか…。長谷川選手って凄いなあというのが正直な感想です。

  • これは凄い。下手なビジネス書なんかよりずっとよく書けている。構成にスポーツライターが参加していることもあってか、著者の野球人生を概観しつつ様々な教訓を具体的に提示してくれる素晴らしい本だ。

    長谷川滋利というと、自分のイメージとしても日本球界でトップレベルに入る投手ではないという感じだった。そんな彼がメジャーで成功(成績的には五分五分といったところだが、なんといってもマイナー落ちしていない点が評価できる)できたのは彼自身が一番強調している「自分を客観的に分析すること」なのだと思う。彼は野球をしていたのではなく、野球というビジネスをやっていた。もちろんメジャーリーガーとして要求されるレベルはクリアするだけの実力を持った上で、そこに自分自身の考えを妥協せず主体的に当てはめて努力していったところに彼の素晴らしさがある。

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著者プロフィール

元メジャーリーガー、野球解説者、オリックス・バファローズのシニアアドバイザー1968年兵庫県生まれ。東洋大姫路高校時代、甲子園に3度出場。立命館大学卒業後の1990年、ドラフト1位でオリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)に入団。12勝9敗1セーブで新人王に輝くなど、1996年まで日本で57勝をマーク。1997年1月にアナハイム・エンゼルス(現ロサンゼルス・エンゼルス)と契約し、メジャーリーガーに。2002年にシアトル・マリナーズに移籍。2003年には連続29イニング無失点で球団記録を更新。メジャーリーグ通算517試合登板は、日本人歴代1位。2006年1月、現役引退を表明。2019年からは米国でプロゴルファーとして活動を開始し、現在日本のPGAプロ資格を取得すべく、プロテストに挑戦中。英語や米国生活に関する著書なども執筆。

「2020年 『気持ちが伝わる!好かれる英会話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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