- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103326229
感想・レビュー・書評
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どうした綿矢りさ
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近未来における関東大震災という設定のお話です。
内容(「BOOK」データベースより)
私たちは、世界の割れる音を聞いてしまった―。21世紀終盤。巨大地震に見舞われた首都で、第二の激震に身構えつつ大学構内に暮らす学生たちと、その期待を一身に集める“リーダー”。限界状況を生き抜こうとする若者の脆さ、逞しさを描く最新長篇!
早稲田大学と思しきキャンパスで展開される大震災後の語り手「私」、「リーダー」、「私の男」そして「マリ」の全共闘的恋の物語です。以上!
あー、ツマンナイ!駄作です。 -
とくに惹かれない…
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これは好みではなかった、まったく。
面白いと思えなかった、私の頭が足りないだけかもしれないが。
大地震が起きて世界は変わり、大学で避難生活を送る中で思想派ができ、密かに想いを寄せるリーダー、リーダーの取り巻きやリーダーと関係を持ったマリ、私の男と共に送る生活のなかで、次に新たに来ると予想される大地震に備えるなかで起きる事毎。
これを面白くなかったといってしまうのは、東日本大震災があったあとでは忍びないのだが、それでも面白くなさすぎた。好みの問題でしょう。
新潮社は“未来版罪と罰”と謳っています。好きな人は好きなのかもしれない、わからないけど。