- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103369318
感想・レビュー・書評
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最高です。
想像力と言語化する力がピッタリはまった時、こんなに面白いものができるのか…とニヤけます。
いつか書いてみたいと思わせる、書き出し小説。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一番短い物語の形式。これは思いつきませんでした。
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書き出しは小説では大切な一文。
印象的な、先が気になるような一文はどんなものだろうか?
先が気になる一文を見つけたら自分で続きを書いてみよう
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https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
天久聖一の本はいつもバカバカしくていい。おっぱいとかシコルスキーって言葉と同じ。影とか悲壮感がない。最高。
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いい意味で読前のイメージを裏切ってくれた。
一文それ自体で大きな振れ幅を感じるものじゃないけど、一呼吸あってその後の展開について自分のイメージが広がりながらジワジワとしみてくる感じ。
「書き出し」なのに、作品ごとに「読後感」まで味わえてしまうような不思議な面白さを感じました。
早速次の一冊にとりかかってます(笑) -
とてもおもしろい。何気なく隣に座っている誰かの頭の中にも、このような文学世界が広がっているのかも、と想像するだけで楽しい。
これを数ページ読んだ後に見る世界は、すべてが小説的になる。愉快で、象徴的で、一瞬一瞬が意味ありげ。つらいことさえ、芸の肥やしになると本気で思える。そうなることが楽しい。
ここまで創作意欲を掻き立てられる本はないかもというくらい、大いに笑えたので★5つ。