書き出し小説

制作 : 天久 聖一 
  • 新潮社
3.49
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本棚登録 : 409
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103369318

感想・レビュー・書評

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  • 最高です。
    想像力と言語化する力がピッタリはまった時、こんなに面白いものができるのか…とニヤけます。
    いつか書いてみたいと思わせる、書き出し小説。

  • 一番短い物語の形式。これは思いつきませんでした。

  • 書き出しは小説では大切な一文。
    印象的な、先が気になるような一文はどんなものだろうか?
    先が気になる一文を見つけたら自分で続きを書いてみよう

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 天久聖一の本はいつもバカバカしくていい。おっぱいとかシコルスキーって言葉と同じ。影とか悲壮感がない。最高。

  • いい意味で読前のイメージを裏切ってくれた。
    一文それ自体で大きな振れ幅を感じるものじゃないけど、一呼吸あってその後の展開について自分のイメージが広がりながらジワジワとしみてくる感じ。
    「書き出し」なのに、作品ごとに「読後感」まで味わえてしまうような不思議な面白さを感じました。
    早速次の一冊にとりかかってます(笑)

  • とてもおもしろい。何気なく隣に座っている誰かの頭の中にも、このような文学世界が広がっているのかも、と想像するだけで楽しい。
    これを数ページ読んだ後に見る世界は、すべてが小説的になる。愉快で、象徴的で、一瞬一瞬が意味ありげ。つらいことさえ、芸の肥やしになると本気で思える。そうなることが楽しい。
    ここまで創作意欲を掻き立てられる本はないかもというくらい、大いに笑えたので★5つ。

  • たった一文なのにいろんな発想や個性があってとても面白かった。ひと言コメントにもくすっとさせられ、帰りの電車で一気読みして満足した気持ちで帰宅。

    個人的には妹部門と忍者部門がツボでした。

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