神々が見える神社100選

  • 新潮社
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本棚登録 : 107
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103455035

作品紹介・あらすじ

全国10万の神社から目利きが厳選。神の国へのガイドブック。荘厳な社殿に、神話の舞台に、優美な宝物に、雄大な山々に、神々が見える――日本全国津々浦々、八百万の神々の住まいを訪ねてみたら、そこは未知なるワンダーランド! 10万ともいわれる日本全国の神社から、芸術新潮編集部が選りすぐった名社を紹介。長い歴史と土地の力に育まれた聖なる空間へ、神様に会いに、いざ出発!!

感想・レビュー・書評

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  • テーマごとの紹介で内容が分かりやすく、神仏習合や神社建築についての解説も興味深い。
    何より掲載写真が美しい。

  • 姫路大学附属図書館の蔵書を確認する→
    http://library.koutoku.ac.jp/CARINOPACLINK.HTM?IS=9784103455035

  • たまたま見かけたので神社好きは思わず手にとる。

    歴史背景から由来をひとまとめにして、全国津々浦々の神社の良さをそれぞれ引き出している。
    木造建築としてそれぞれの造(つくり)から祭神、御霊信仰の解説まで分かりやすくまとめられており、神社としての役割や成り立ちを理解できる。

    本殿や参道の美しさを写真集としても楽しめる本。

  • 神社をよく理解でき、神社にまた行きたくなる本でした!行きたい神社も見つかりました。

    タイトルの神々が見える…はスピリチュアル的な意味かと思ったが、そうではなかった。神話や怨霊、天皇貴族など、神社に入る神とは一体だれなのか。歴史や当時の思想とともに祭祀された経緯などがわかりやすく書かれており、この神社の神様とはどのようなものなのか、見えてくる。そういう意味だと解釈しました。

    ただ、神道の解説があるのではなく、その時の歴史によって神社がどのような祭りかたをしたのか、政治や社会情勢によるところもあれば、民衆の強い希望でうまれたまつりかたなど、歴史とともに宗教のあり方を総覧できた気分になりました。ほかの歴史の長い宗教もそういう面はありますよね。

    たまに、日本人はイベントでキリスト教と仏教と神道をごっちゃにするなんて人がいるけど、仏教神道はごっちゃになって1つの信仰として機能している寺社もある。分けるのは神仏分離令など、人間の側に理由があったのだと思いました。

    神様…人間にコントロールのできない天候などの力…を恐れ、敬うことからうまれたという成り立ちを理解すると、単なる宗教の一つではなく、歴史や民俗を身近に感じることができる、自分の土地や国を知ることができる場なのだと思いました。

    神社の紹介だけではなく、神社建築の特徴…切妻屋根、檜皮葺、唐破風…このあたりの言葉の意味が私は今までわからなかったが、初心者にもわかるよう絵図とともに解説されているコラムがあるので、旅行などで神社に行った時にもっと楽しめると思いました。

  • 全国10万の神社から目利きが厳選。神の国へのガイドブック。荘厳な社殿に、神話の舞台に、優美な宝物に、雄大な山々に、神々が見える――日本全国津々浦々、八百万の神々の住まいを訪ねてみたら、そこは未知なるワンダーランド! 10万ともいわれる日本全国の神社から、芸術新潮編集部が選りすぐった名社を紹介。長い歴史と土地の力に育まれた聖なる空間へ、神様に会いに、いざ出発!!(アマゾン紹介文)

  • 47都道府県の神社に参拝出来たらいい。

  • すごくわかりやすく、写真が綺麗。ますます神社の神秘さに惹かれる。

  • ★2017年3月25日読了『神々が見える神社100選』芸術新潮編集部 評価B+

    これまでの一之宮などの神社の本ははパラパラと見ていた。しかし、一之宮とそれ以外の神社の違いが今一歩分かっていなかった。それもこの本で簡単に解決!
    写真が綺麗で、一般的にはマイナーだけど良さそうな神社まで拾っている点が良い。

    ■主祭神と相殿神がある。要は色々な神様を日本の神社は扱っているところがほとんど。
    伊勢神宮:あまてらすおおみかみ 出雲大社:おおくにぬしのみこと 大神神社:おおものぬしのみこと

    江戸時代以前は神仏習合で、神社と寺院が混在していた。
    日本の神々は、インドの仏が化身した仮の姿などという本地垂迹説まで世に広がったこともある。
    江戸時代に、儒学者、国学者の主張で、神道と仏教を分ける機運が高まり、それが明治新政府の神仏分離政策へ。

    ■神社のかずは約8万6千社 一番多いのが八幡信仰で7,817社。
    伊勢、天神、稲荷、熊野、諏訪、祇園、白山、日吉、山神、春日、愛宕、三島、大山祇(おおやまづみ)
    鹿島、金比羅、住吉、大歳、厳島、貴船、香取の順

    ■式内社:延喜式905年の神名帳に載る伝統ある神社のこと
    ■二十二社: 伊勢、岩清水、賀茂、稲荷、松尾、春日、大神、住吉、日吉など
     一之宮 : 各国の国司が重視した国中第一の鎮守
    ■近代社格制度 伊勢神宮は別格扱い
    官弊社(皇室)それぞれ大中小宮あり
    国弊社(国庫)

    一之宮も回り始めたところだが、それ以外でも沢山のしっかりとした神社があることがよくわかった。

  • 索引が少し見難い。
    写真はとてもキレイで神社の説明も見やすい。

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