FEED

著者 : 櫛木理宇

• 新潮社 (2016年5月20日発売)

感想・レビュー・書評

[muraharaさんの感想 · 2023年7月13日]

とても重たい。

[ポムさんの感想 · 2023年1月15日]

家出をした少女を主人公に貧困層と言われる人々のシェアハウスでの暮らしぶりや、そこから逃げ出すにはどうするべきか等の社会問題のお話。

ストレス本。

[さだおさんさんの感想 · 2022年7月13日]

面白かったけど、好きではない。

[2co-dobinさんの感想 · 2022年6月9日]

「少女葬」と改題された文庫の背表紙をみて、読みたくなった本。
期待を裏切らない櫛木理宇でした。
共に家出して、ワケありの住人ばっかりの違法シェアハウスに住むＡとＢ。
（名前忘れた）
最初は仲良く、助け合って生きていたんですが、はっきり明暗が分かれてしまう。
なんでこうなちゃったのか。
シェアハウスはいわゆる貧困ビジネスの狩場で、そのことに気付けるかどうか、
なんですな。別に難しいことではなく、誰しも怪しい、とまでは思うのですが、
その先の行動がとれるか否か。
Ａは現実を正しく認識してハウスを離れたのですが、Ｂはずるずると流されてしまった。
その結果は……

ここまでしますか、っていう凄惨な暴行の果てに殺されてしまうＢ。
Ｂを救えなかった罪悪感に苦しむＡ、なんですがね。
そこに、そこはかとなく優越感みたいなもの感じる、意地悪なニコでした。

[金城学院大学図書館さんの感想 · 2022年5月31日]

【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/

[4423さんの感想 · 2022年5月3日]

馬鹿は罪、弱いのも罪。なんだかモズの早贄を彷彿とさせるような話だった。タイトルのFEED(＝餌)はあまりにもリアルすぎてエグいなと思う。人間の餌にされる弱い人間たち。馬鹿は罪、弱いのも罪。人間を脅かさない神などこの世に存在するのだろうか。

[ゴリラの母ちゃんさんの感想 · 2021年1月24日]

家出少女の綾希と眞実。

自分の居場所を見つけた少女。
無惨に殺されてしまった少女。

二人の運命を分けたものは何？

[Madox♡さんの感想 · 2020年5月13日]

This novel left me a big impact on me. The story was heartbreaking, gorey and sad. This is not based on a real story but it is true that there’s some brutal events in real life.

[ぴょんさんの感想 · 2020年4月16日]

シェアハウスも考えようなのか？　楽しそうなイメージばかりが先行しているがよくよく考えたら知らない人と一緒に住んでいるんだもんな。
相手によりけりなのか。

[どろみざわどろみ。さんの感想 · 2020年4月4日]

FEEDには食べ物を与えるという意味と人手を借りずにひとりで食べるという意味がある。
2人の少女の分岐が物悲しい…

著者プロフィール

１９７２年新潟県生まれ。２０１２年『ホーンテッド・キャンパス』で第１９回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年、「赤と白」で第２5回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成。著作には「ホーンテッド・キャンパス」シリーズ、『侵蝕　壊される家族の記録』、『瑕死物件　２０９号室のアオイ』（角川ホラー文庫）、『虎を追う』（光文社文庫）、『死刑にいたる病』（ハヤカワ文庫JA）、『鵜頭川村事件』（文春文庫）、『虜囚の犬』（KADOKAWA）、『灰いろの鴉　捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎』（ハルキ文庫）など多数。

「2023年 『ホーンテッド・キャンパス 黒い影が揺れる』 で使われていた紹介文から引用しています。」