ルビンの壺が割れた

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 3518
感想 : 566
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103511618

感想・レビュー・書評

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  • うわぁー!そうなるんですね。
    かつて結婚を約束した水谷と末帆子だったけど末帆子の失踪により、別々の人生を過ごし三十年。
    Facebookの交流で明らかになる過去。
    いや、最後の大どんでん返しに、ただ驚くばかり、目が覚めました。
    見方が変われば、結果は変わる。
    水谷目線で読み進んだから。
    表紙もどう見ても壺にしか見えないけど、他の方の感想を読んで、凝視!!
    あー、会話している2人に見える、見える。
    多方面から見る、大事‼️

  • 最速で読んだ本。
    結末を誰にも話せない。
    本の内容も話せない。
    この仕掛けがただただ面白い。

  • 終着点がどこに向かうかわからない面白さがある。どこか薄気味悪い、メールのやり取り。
    最後まで読んでまた最初からパラパラと読み直す。
    少し現実味のない話で後出しジャンケン感はあるが、楽しめました。

  • 『徐々に姿を変えていくルビンの壺の結末は?』

    派手なブックカバーに惹かれて買った本。
    結婚式を前に姿を消した彼女へ宛てた手紙から始まり、徐々に二人がそれぞれ隠していた事実が明らかになっていく。最後には、とんでもない結末が!ちょっと空いた時間に読むのにオススメ!

  • タイトル通り、割れました。
    何か変で、でも誰がどう変なのか判然としないまま読み進めていったら、
    真相が分かりすっきりすると同時に、
    わぁ怖っ、となりました。

  • うぁぁぁぁって感じ

    めちゃ面白かった

    最後の一行パンチ効いてる

  • 一時期話題になっていた本。Facebookのダイレクトメッセージでやり取りをしているという形式で話が進み、Facebookでたまたま見つけたという女性のアカウントに水谷という男性からのメッセージから始まる。最初は結婚式当日に現れなかった理由を昔を懐かしむ文章とともに聞き出そうとしている感じで男性に同情するような感情を持ったりもしましたが、結末はすごいです。そして、最後の一ページでバサッと切られる感じが衝撃でしたが、結末を知った上でそれまでのやり取りを振り返るとちょっと震えます。すごい作品だなと思いました。

  • 読み終えた後にゾクゾクが止まらなかった。全てを知ったいまもう一度読み返したくなる作品だった。

  • どんでん返し

  • すべてがメールでのやりとりで物語が進んでいく恋愛小説。演劇部でのお話。
    序盤は男性の片想いなのかなと感じたが中盤でそうでもないような感じ。
    徐々に2人の過去が明らかになり、2人のイメージが変わっていく。ラストは驚きました。
    最後の一文が気持ちよかったです。

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