海辺のカフカ〈上〉

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 5006
感想 : 459
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103534136

感想・レビュー・書評

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  •  初めて村上春樹の作品に触れてみた.なので,春樹の他の作品をまじめに読んだことがないのでまだ何とも言えないが,他の作品も同じ様な文調であるというのなら正直村上春樹の作品は好きになることはないと思った.
     過剰とも言える様々な薀蓄や性描写にはまたかよ,と思うほどくどい.いわゆるティーンエイジャーの成長を描いていく上では必要なのだということかもしれないがそんな随所随所でペニスペニス言われたら冷めざるを得ない.というかむしろ敢えてそこに触れることで,人の恥部的な場面を描写することでより一層高尚な作品へと昇華させてる感が鼻についていらっときた.(これは言いがかりに近い想像だけど)
     とは言うものの話の展開は気になるので当然下巻にも手は出す.ただ,これ投げっぱなしになるんじゃなかろうかという思いがしないでもないが.

  • 村上春樹の話の舞台は日本じゃないほうがいいなと思いました。面白いですけどね。

  • 1Q84に続き村上春樹作品。
    やはり異なるストーリーがそれぞれで進行していき、少しずつ繋がりを見せてくる。
    下巻が早く読みたい、どの様な結末を迎えるのか。

  • 村上春樹の本は、アフターダークといい、なかなか読みにくいのかな。内容はつまらないこともないんだろうが、展開が遅いし、あまりわくわくしなかった

  • まあまあ。。
    ジョニーウォーカー。
    ナカタさん。
    佐伯さん。

  • バラバラなストーリーがだんだんつながりを持っていき、最後はひとつのストーリーになる過程がわくわくした。下巻での展開にも期待!

  • そうやこれも好きなヤツや。発売日誕生日やん。
    図書館の一部ってたまらんなあ。ナカタさん好き。

  • 途中羊たちの沈黙のような描写に目を塞ぎたくなったが、後半穏やかに、されど惹きつける内容に、下巻に期待。

  • 大学院生の頃に読んだんだけど、とにかく意味不明だったことしか記憶にない。上下巻あるのでかなり長いし、ほとんど拷問に近い小説。ということをある人に話したら、「村上春樹を理屈で理解しようとしてはダメだ。心で感じるんだ!」と怒られてしまった…。ただ、村上春樹の文章は、論理的に意味を為しているどうかは別として、過剰なまでに説明的(descriptive)ではあるよね。たまに、ものすごく洗練された美しいフレーズに出会うこともあるし。だから世界中でコアなファンが付くんだろうけど。

  • ・レンタルにて。上巻のみ中古購入済み。
    ・1Q84から村上春樹を読むようになり、この作品へ。
    ・春樹作品はその後何冊か読んだが、世界観や読んだ後の余韻はもっとも1Q84に近い印象。好きな作品。
    ・読み易く、一気に一冊読んだ。引き続き下巻へ。

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著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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