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- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103791089
感想・レビュー・書評
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城山家のハァちゃんは感受性が強くすぐに涙が出てしまう六人兄弟の五男坊。素直で、健やかで、でも成長するにつれ、ズルさも顔を出したりして。イキイキとした子供時代が綴られている。また、厳しくも温かいお父さん、子供を優しく包み込むお母さんの姿はあるべき親の姿を教えてくれる。こうありたいなぁ。読んで心がまあるくなる本。
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読んでいて河合先生のほがらかな顔が思い浮かび、ぼろぼろと涙がこぼれてきた。
フィクションとはいえ、きっと大事な大事な想い出を少し見せてくれたんだろうなと思う。
どんな思いで取り組んでおられたんだろう。
川崎のみっちゃんのお話、小学4年生のお話、
子どもながらに悩み、苦しむ時期がおもいがけずやってきたりする。
その一端を見せていただいて、ほっと気持ちが落ち着いた。 -
泣き虫をひとり、君に。
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河合先生の最後の作品。こころがほっとあったかくなる。泣き虫ハァちゃんみたいに、ところどころでホロリとする。感受性が豊かで愛情いっぱい受けて育ったハァちゃん。子供のころ感じた、不思議なことやわからないことに周りの大人たちが真剣に答えてくれる。ホントいい話だなぁ。子育て中のお母さんたちも読んだらいいなと思った。