とかげ

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103834021

感想・レビュー・書評

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  • 2冊目の読書ノート 1993/9/5~2005/4/30に記載

  • 中学時代に読んだせいか、ほわんとして読んだ気が。
    だいぶ大人になった今再読したら、本の意味がわかるのかも。
    でも再読する気にはあまりならん

  • 環境や自分の身に起きつつある変化に戸惑いつつも、
    徐々に受け入れ、新たなる時の流れや人との関係の中で
    人生を歩んでいこうとしている、現在「再生」や
    「治癒」の段階にある人達が主人公となる6つの短編小説。

    この本を読んでいると、ほわぁっと夢を見ているような錯覚に陥る。
    作者の小説を読んだ時にいつも感じる、切なさとか哀しさ、
    温かさなども全編に散りばめられ、その感情の欠片を探しつつ
    夢の世界を彷徨っているような気持ち。

    一作読み終わるとふっと目が覚めて、現実の世界に戻り、
    次の作品を読み出すとまたうつらうつらとまどろみ始めて、
    夢の世界へ。
    そんな感じが気持ち良くて、つい何度も手に取ってしまう作品。

  • ぞくりと愛しい短編集。
    「とかげ」「らせん」を含む六編。

  • 生きていこうとする心。二人の心に感動した作品でした。

  • よしもとばなな好きにケッコゥ人気がある「とかげ」!!大きな傷をもったとかげと私。死ぬってゆうこと。生きていくことかんがえさせられます

  • 前半がよかった。

著者プロフィール

1964年、東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)、2022年『ミトンとふびん』で第58回谷崎潤一郎賞を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞<Under35>、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞を受賞している。近著に『吹上奇譚 第四話 ミモザ』がある。noteにて配信中のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」をまとめた文庫本も発売中。

「2023年 『はーばーらいと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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