雨のち雨

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103847038

感想・レビュー・書評

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  • キリッとした文体だけど、明日はわがみのような身につまされる感満載で怖い。

  • 先日、新聞で松浦寿輝氏の文芸時評を読み、考えさせられる。
    「日常生活のささやかな哀歌をたくみに、繊細に描きだしている」
    と言えるのが、本書。しかし、一方物語としての小説もある。戦後は政治と小説が主な論点だった時もある。どちらというわけではなくテーマの違いで、その時々の気分で読む。

  • 夫の突然の失踪、思いがけない事故死など日常にふってわいた出来事に動揺しているようでいながら、文体からはのほほんとした印象も。表題作が一番好きかなあ。

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著者プロフィール

岩阪恵子(いわさか・けいこ)…1946年、奈良県生まれ。関西学院大学文学部卒。86年『ミモザの林を』で野間文芸新人賞、92年『画家小出楢重の肖像』で平林たい子文学賞、94年『淀川にちかい町から』で 芸術選奨文部大臣賞および紫式部文学賞受賞、2000年「雨のち雨?」で川端康成文学賞受賞。

「2015年 『わたしの木下杢太郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岩阪恵子の作品

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