1950年のバックトス

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104066063

感想・レビュー・書評

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  • 短編やショートショートを通り越してネタ帳。
    ネタとしては非常に面白いが、いかんせん、不完全燃焼。表題作とトップの話が一番面白かったが、やっぱりモヤモヤ。

  • 著者の短編集。
    最初の数編がホラー?、それが本当に怖い。北村薫らしくなくてなじめなかった。その中でも、表題の「1950年のバックトス」「林檎の香」「ふくらと」はよかった。

  • これは…。
    正直、北村先生の作品を数々読んできた中では、短編集ですがあまりオススメできません。

    なぜなら内容に「ホラー」が混じるからです。
    ですので苦手な人、そうでない人と別れてしまうような気がします。

    北村先生の作品はミステリーでありながら、日常的なミステリー、心情の揺れ動きを紐解くミステリーがやはり面白いです。
    この作品はそういった要素は少なく、代わりに「ホラー要素」が入っているという感じです。

  • 短編集。中には余りに短すぎて、中途半端な物足りなさを感じるものも。。

  • 1995年から2007年まで、北村薫が書き溜めてきた掌編集。非常に短い内容のものが多く、小説、というよりは、小説の中のエピソードの一つを抜き出して読んだような印象を受けた。一編が短いのでどうしても内容が浅く感じられてしまい、のめりこめなかった。

著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大学時代はミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、89年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。著作に『ニッポン硬貨の謎』(本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(直木三十五賞受賞)などがある。読書家として知られ、評論やエッセイ、アンソロジーなど幅広い分野で活躍を続けている。2016年日本ミステリー文学大賞受賞。

「2021年 『盤上の敵 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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