読まずにはいられない: 北村薫のエッセイ

著者 :
  • 新潮社
3.28
  • (2)
  • (11)
  • (23)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 145
感想 : 23
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104066087

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  エッセイ集……というより、今までに書かれた解説や雑誌のエッセイをあちこちから集めて来たもの。北村薫さんのかなりのファンでなければおもしろくないかも。

  • 図書館で借りた。解説類は読み飛ばした。その本が手元にないと内容が頭に入ってこない。後半は楽しく読めた。

  • 古典ミステリーをほとんど読んでいないので分からないことも多かったです。ここに紹介されている本を読んでいたら、もっと楽しめたのにと思うと少し残念です。北村薫氏の“本が大好き!”という気持ちがとっても伝わってきましたし、読みたい本も増えました。ああ、読みたい本ばかりで時間が足りない(苦笑)

  • いろんなところで書かれた文章を集めた初エッセイ集だそうな。前半はかなり読みづらい。というか取り上げられている作品に全然ご縁がないので・・・。後半の次作の周辺や、作家になったきっかけや覆面作家時代の話、「おどるバカ」の話がおもしろかった。

  • 未読作品が多くて、半分以上読めず…

  • とにかくひたすら北村さんの読書量と博識に驚き続けた本でした。

  • 寄せ集め

  • 副題に「北村薫のエッセイ」とあるけれど、正確には北村薫さんのミステリ・ガイドと言ってよい内容。

    学生時代から始まった氏のミステリ遍歴はよく知られているところだけれど、その膨大な知識がこれだけ多くの作品解説に生かされているとは思わなかった。

    まだ作家として登場する前の初期のコラム(なんと埼玉県の教員時代に書かれた「高校生向けの文章表現コラム」だ!)から、たくさんのミステリ作品の解説や全集版の監修解説など、実に多彩な書評エッセイが収録されている。

    三部構成の第一部はそういった作品解説などに充てられているが、興味深いのは第二部に「自作の周辺」と題してまとめられている自作の解説だ。

    覆面作家として登場した経緯から、その後の苦労までが語りつくされている。第三部はその他のエッセイで「日常の謎 愛しいもの」と題して、これまで未収録のものが集められている。

  • 世界は読みたい本であふれている。

  • 北村さんの解説とか書評をよく目にするので初のエッセイだとは驚き。
    作品への愛情が感じられる文章が好きです。
    海外ミステリ勉強しなきゃだなと。

著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大学時代はミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、89年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。著作に『ニッポン硬貨の謎』(本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(直木三十五賞受賞)などがある。読書家として知られ、評論やエッセイ、アンソロジーなど幅広い分野で活躍を続けている。2016年日本ミステリー文学大賞受賞。

「2021年 『盤上の敵 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北村薫の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
三浦 しをん
恩田 陸
辻村 深月
北村 薫
三浦 しをん
坂木 司
北村 薫
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×