- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104075126
感想・レビュー・書評
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読むのにとても長い時間が掛かった。いじめや居場所が話の中心で心情的に読み進めにくかった。話は筆者には珍しい体裁。
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いい話です。
作者の独りよがり感が無きにしも非ずでしたが、ギリギリの線でこらえていたと思います。
どれだけ今がつらくても、生きていればきっといいことあるって! -
重松清さんの『ゼツメツ少年』
酷いイジメを受けていたり、両親からの愛情を感じられずにいたりと、家や学校に居場所ない二人の少年たちと一人の少女が一緒にゼツメツしないように家出をする話と思いきや、読み進めていくうちに明らかにされていく事実に衝撃を受けました。
「想像力とは、夢です。憧れです。未来です。そして、そして、そして、やっぱり、希望なのです」。とにかく想像力のかきたてられる感動作品でした。
読んでいて「映像にしても面白そうだな」と感じたので、てっきり映画化されているのかと思いましたが、それはまだみたいですね。ぜひともプロデュースしてみたいもんです(笑) -
現実と物語が侵食しあって,終わった現実がこうであったら良かったのにとという希望,信じる力で,悲しい結末が回避されるような感がある.物語の中ではよくパラレルワールドで処理されたりするが,これはそういうことではなく死者からの手紙という形を取っていて,構造が変わっていた.でもテーマは「いじめ」であることには変わりはないが.
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何回読んでもよくわからない本だ。ほんとにゼツメツしたのかな?ただ一つだけ納得できるのは、やめてが言えない理由かな。いじめられてる子にだってプライドがあって、負けたくないんだ。そこを曲げるとゼツメツしちゃうんだろうな。