- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104260072
感想・レビュー・書評
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社会というものは、「鏡の館」みたいなもので
踏み出すとそこに、たくさんの自分が映って見える
それを見て「一人の人間は一人じゃないんだよ!」と言ってしまう主人公は
まるで江戸川乱歩の「鏡地獄」をくぐりぬけてきたかのようだ
いや
僕が狂気におちいらずにすんでいるのは、鏡の館に出口があることを
知っているからである
彼はまだ、鏡地獄の中にいるのだろう詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2008.09.02
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ストーリーとしては単純なんだけど、所々に哲学的な学問的な話が挟まれてて。。。うーんってところはあった。
東大卒の兄にコンプレックスをひそかに抱く弟、その2人の複雑な人間関係や、親との関係がまず描かれる。
一方、高校生の少年が片思いの女の子の彼に敵意を抱き。。。 -
睡眠時間削って読みました。読み終わった日にオンラインで下巻を予約して翌日には最寄りの図書館に届いている驚き。図書館万歳。下巻が楽しみです。
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ページ数を増やしているだけにしか思われない情景描写が多すぎて読みにくい。
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図書館にて・・・
崇さんの話している内容は難しくて、読んでてしんどくもなったけど、
私は多分こういうインタリタイプに弱いんだろうな、すごく魅力的に思えました。
出てくる中学生が暗くて嫌です。
悪魔の言ってることはとても恐ろしく怖い。
どうなるんだろうって、待ちきれなくて、急いで下巻を借りに行きました。 -
両方の家族がめちゃくちゃになりましたが、犯人と殺された人のお母さんが同じ雰囲気はしました。
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11/10
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難しい。。ミステリーではなかったのかな。下巻は飛ばし読みかな。
2009.10.29 -
なんなんだろう・・・という感じのお話でした。
芥川賞をとった方の書く、こういったミステリーエンターテインメントみたいなものは、ちょっと難しいです、やっぱり。
あのお兄さんは、何がしたかったのかは最後まで理解できませんでした。