靖国

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104281015

感想・レビュー・書評

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  • 靖国神社はその前身である「招魂社」という名が示す通り、「英霊たちを祀る空間」です。同時に、「サーカス」「奉納プロセス」「競馬場」「大相撲」といったキーワードも靖国神社を語る上では欠かせません。靖国神社の成り立ちとその歴史をその当時の社会・風俗を交えて紹介することにより、当時の人たちの目で靖国神社を解説しています。

  • 野々宮アパートの話が興味深かった。そもそも靖国神社、九段あたりは遊び場で非常に身近なだけに、知らない逸話を読むのは面白い。とてもさらっと読めるのだけど、構成にとりとめがない感があった。

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著者プロフィール

評論家、エッセイスト。1958年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒。「東京人」編集部を経て、コラム、書評、評論など執筆活動を始める。評論、随筆、対談、日記エッセイ、解説等多彩に活躍。『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り―漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代―』で第17回講談社エッセイ賞を受賞。著書に『ストリートワイズ』『靖国』『文学を探せ』『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』『総理大臣になりたい』など多数。近著に『昭和にサヨウナラ』『文庫本を狙え!』『文庫本宝船』など。

「2017年 『壁の中【新装愛蔵版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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