ころころろ しゃばけシリーズ 8

著者 : 畠中恵

• 新潮社 (2009年7月30日発売)

感想・レビュー・書評

[kipperさんの感想 · 2011年7月8日]

【しゃばけシリーズ08】

[bvboさんの感想 · 2011年7月6日]

しゃばけシリーズ第８弾。短編の連作。目が見えなくなった若旦那…一つ一つはよかったけど、連作にすると弱いかな？なかなか解決しないし…佐助主役話は珍しい。

[あさみんさんの感想 · 2011年6月30日]

『ころころろ』。名前の可愛いこの小説は「しゃばけシリーズ」、畠中恵の作品の一。今回は妖というよりも、神様や悪鬼にクローズアップしたストーリーだったように思います。悪鬼はどうして生まれてしまうのか、人にとって「神」とはどういう存在なのか・・・。また、一太郎の初恋や生目神（いきめがみ）の叶わなかった恋などもつづられています。何故叶わなかったのか、のヒントは人と神との「時間感覚」の違い！(*´∀｀*)ﾉｼ

[金谷さんの感想 · 2011年6月19日]

シリーズ8冊目。今回は若旦那の目の病を筋に、兄や達が奔走。仁吉と佐助のそれぞれの受難が面白かったな。佐助っていい夫になりそう･･･でもやっぱり一太郎が一番（笑）なので奥さんはきっと大変。そして元凶の生目神様、神様なのに終盤の扱いがちょっと哀れ。そしてしんみり切なくなる。鳴家達が変わらず可愛らしく活躍しているのに和む。

[narさんの感想 · 2011年6月10日]

いつも通り！安定して楽しい！

[keikoさんの感想 · 2011年6月2日]

しゃばけシリーズ。
今回も安心して読めた。
若だんなの目の光が神様に盗られてしまった！
それぞれは短編として読むこともできるし、一つの長編としても読める。
かわらず若だんなと妖達のかわいいこと。

[鮎さんの感想 · 2011年5月26日]

しゃばけシリーズ8作目。
とばっちりで目が見えなくなってしまった若だんな、どうにかして若だんなの目に光を取り戻すため奮闘する兄やたち。短編ですが、連作になっています。
今回のテーマは「恋心」でしょうか。若だんなの初恋の話「はじめての」と佐助の「けじあり」がよかった。佐助は素敵な旦那さんになれるよ。
子供に懐かれて困り果てる仁吉も面白かった。
ここまで読み進めておいて今更ですが妖は基本人の目には見えないけど人に化けてたら人間にも見える…ってことでいいんですかね。屏風のぞきとかはどうなんだろう。その辺の定義が自分の中で曖昧になってます。

[ykeikoさんの感想 · 2011年5月13日]

しゃばけシリーズ第8弾
病弱な一太郎に追い討ちをかけるように、目が見えなくなってしまう。

[denzou87さんの感想 · 2011年5月7日]

全編を通して失恋がテーマっぽいかなと。とりあえず仁吉さんが可愛いかった！

[音都さんの感想 · 2011年5月4日]

佐助がホントに結婚しちゃうのかとドキドキ…。
結局みんな、若だんなが好きなんだねぇｖ

著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第１回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」