- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104667031
感想・レビュー・書評
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資料から、これだけ書いたということで★をプラス。
タイトルだけでホラーだと思い借りましたが、全く予想外の内容でした。
タイトルをなぜこのフォントにしたのかが、最大の違和感。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み物としては面白いのだけど、どこまでが史実に基づく林芙美子の描写なのか、どこまでが創作なのか、ちょっと混乱。若干エロ要素もあることだし、よく遺族からクレームこないなぁと心配になる作品でした。
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読み終わって、他の人のレビューを読んで、林芙美子が実在する人物と知る。。
無知なわたし。。
放浪記、森光子、あー!って感じ。
実在するって分かって読んでたら、もう少しおもしろく読めたかも。失敗した。。 -
林芙美子の生涯のある部分を仮定して描いた作品。「戦時中南国で不倫」というただそれだけの印象。どこまでが真実なのか気になって林芙美子を調べてしまうこと請け合い。林作品好きなら一読の価値有。
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林芙美子の戦中日記のような作品。事実なのかどうかはよくわからないが。小説なのでフィクションなんだろうか。
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少しとっつきにくいが、主人公の中のジレンマに共感できる。
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林芙美子の生涯を、桐野夏生が、描いた小説。
「放浪記」を書き、人気作家になった林芙美子が、戦時中、軍部に同行して南方戦線の様子を報道協力する際の日々。そして・・・・。
実在の作家を描いている、どこまでが桐野夏生の創作なのか、事実あったことなのかは別にして、その時代の閉塞感と、焦燥感は、読んでいるうちにひしひしと迫ってくる。
描かれている芙美子の態度や、恋愛の内容については、個人的には、辟易とするが、林芙美子という女性が、おそらくは、私の想像を超える凄い人だったろうから私の好き嫌いはどうでもいいことにする。
桐野夏生という作家は、女性の持つ強さを描くのが上手だ。というか、女性の持つもの全てを包み隠さず描くことに正直だと思う。
私は「放浪記」を読んだことがないので、これから、読んでみようかなと思った。 -
どこまでがフィクションで、どこからがノンフィクションなのかが気になる。そういう意味では、桐野夏生というより山崎豊子ぽい。
放浪記よんでみたくなった。 -
林芙美子といえば、森光子の舞台「放浪記」しか知らない。作品も読んだことはないし、人となりもよく知らない。だから、この作品に出てくる林芙美子は、森光子をイメージしてしまったし、逆に、森光子がここに書かれている林芙美子にぴったりで、当たり役とされた理由が分かった気がした。戦中戦後の報道のあり方について、もっと知る必要があると感じた。