芸術脳

著者 : 茂木健一郎

• 新潮社 (2007年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ayane1112さんの感想 · 2014年9月1日]

とにかく茂木さんが様々な芸術の分野に精通し知識の深さや物を考える視点の多様さに驚かされました。こういった人は私の周りにあまりいないので、人ってここまで勉強したりものごとを追求したりすることができるんだという感動もありました。
わたしはピアノを演奏するのがすきなので、松任谷由実さんの「音楽で質感を伝える」という一文が印象に残りました。

[tomokoさんの感想 · 2010年11月14日]

著：茂木さん・題・装丁買い。
何人かのタレントさんや芸術家との対談が詰まった一冊。
茂木さんの切り口が非常に面白い。

[Yuu*さんの感想 · 2008年5月2日]

脳科学者の茂木健一郎と、10人のクリエイターとの対談集です。文字通りクリエイティブに生きている人たちの価値観、世界観が、生き生きとした言葉によって沢山伝わってくるとても刺激的な本です。「自分の中に変わらない何かがあるからこそ、環境をどんどん変えていける」という考え方は、私自身が常々感じていたことだったので、殊更に感動しました。「生きることこそがクリエイティブだ」…この意識、ずっと大切にしていきたいです。

[hexylさんの感想 · 2007年9月30日]

30th book in 2007

著者プロフィール

脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。「クオリア」をキーワードに、脳と心の関係を探究しつづけている。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。
著書『脳と仮想』(新潮社、第4回小林秀雄賞受賞)『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房、第12回桑原武夫学芸賞受賞)『脳とクオリア』(日経サイエンス社)『脳内現象』(NHK出版)『感動する脳』(PHP研究所)『ひらめき脳』(新潮社)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談　「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」