冥王星パーティ

著者 :
  • 新潮社
3.29
  • (4)
  • (19)
  • (27)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 130
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104722037

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 純粋ということ、「社会化」できていないということ、
    きっとそれはイタイ。
    「社会化」できているということは、なんだか淋しい。

    俺はハザマにいて苦しい。
    行くべき道は「社会化」だと思う。
    苦しくて仕様がない。

  • 過去を紐解いていく要素があり、一気に読んでしまいました。登場人物を地の底まで貶める事も可能な設定だと思いますが、希望のある終わり方で良かったです。
    人間として存在する事と、社会の中に自分が存在する事は、全く別物なんでしょうね。
    タイトルがとっても素敵です。

著者プロフィール

平山瑞穂(ひらやま・みずほ)
小説家。1968年、東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。2004年に『ラス・マンチャス通信』(角川文庫)が第16回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。著作には、『忘れないと誓ったぼくがいた』(新潮文庫)、『あの日の僕らにさよなら』(新潮文庫)、『シュガーな俺』(世界文化社)、『プロトコル』(実業之日本社文庫)、『マザー』(小学館文庫)、『四月、不浄の塔の下で二人は』(中央公論新社)、『午前四時の殺意』(幻冬舎文庫)、『ドクダミと桜』(新潮文庫)、『さもなくば黙れ』(論創社)など多数。評論に『愛ゆえの反ハルキスト宣言』(皓星社)、エッセイに『エンタメ小説家の失敗学』(光文社新書)など。

「2023年 『近くて遠いままの国 極私的日韓関係史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平山瑞穂の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×