陽だまりの彼女

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 202
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104723027

感想・レビュー・書評

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  • 前半は良かっただけに、中盤からはオチを引っ張り、引っ張り倒してこれは、、、。

    とは言っても面白かったから不思議。
    もっと家族を大切にしよう。と思えたので星は高めに評価。

  • 読み終えたあとに、この表紙を眺めると
    温かな満足感の中で、もう一度クスッと笑えます。
    猫の視線を辿った先と、さらにテーブルの上のもので♪

    どうして文庫化の時、この表紙をそのまま使わなかったのか
    かなり残念に思うほど、作品に寄り添った、素敵な表紙です。

    真緒の出自を知った今、
    漢字のテスト1点、中学にして分数がわからないという状態から
    中の下の高校→有名女子大→大手メーカーの有能な新人社員と
    浩介に出会うためにステップアップしていく、
    そのための努力がいかほどであったかに思いを馳せると
    もうそれだけで、ふたりが赤面するほどベタベタしても許せてしまう。。。

    真緒が自ら口にする、「私って執念深いから」という言葉の中の
    「執念」のせつなさ、かわいらしさに
    9回といわず、100万回でもいいんだよ!
    と思わず声をかけてあげたくなる作品です。

    • まろんさん
      でしょでしょ?この表紙のほうがいいよね~?!
      しかもこれ、小さくてよく見えないかもだけど
      布のアップリケ絵本みたいになってるのです!
      ちっち...
      でしょでしょ?この表紙のほうがいいよね~?!
      しかもこれ、小さくてよく見えないかもだけど
      布のアップリケ絵本みたいになってるのです!
      ちっちゃい縫い目とか、ほんとにかわいい♪

      ファンタジーを受け入れられない人には評価が低いかもだけど
      私とかtorachanさんは、属性的に「♪♪♪」ってなっちゃうタイプの本だと思います。

      単行本で予約してくれてありがとう(*^_^*)
      2012/06/03
  • 広告代理店で営業をする入社2年目の奥田浩介が、商談に訪れた取引先の下着メーカーで中学校時代のクラスメイト・渡会真緒に再会。自然と恋仲に・・・。
    二人の出会いには、秘密があった。
    女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1とあって、キュンとさせられます。
    2013.10月12日に全国公開される映画、松本潤(嵐)演じる浩介と上野樹里演じる真緒が織りなすラブストーリーが楽しみですね。

  • 中学時代「学年有数のバカ」といじめられていた真緒。
    浩介は唯一、彼女の面倒を見てほんのりと恋心を抱いていたが、中学3年で転校して以来疎遠に。

    10年後、偶然にも商談の場で再会する2人。
    見違えるほど綺麗になってデキる女性に変身していた真緒に、浩介の想いは再燃、お付き合いを始め、やがて結婚へ。
    しかし、彼女にはある秘密があった・・・


    彼女の秘密が気になり、映画化すると聞いて図書館で借りた。
    軽快なテンポで展開も早いからとても読みやすかった。
    2人のいちゃいちゃぶりが甘い(笑)
    有川作品以外の恋愛モノは本当に久しぶりだったけど、楽しめた。
    でも若い人向けかな~。

    キャスティング知ってるから、読んでる間は脳内をずっと上野樹里が動き回っていた。自由奔放な彼女役、ピッタリだろうな。
    松潤がどんな感じなんだろう。
    映画が今から楽しみ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「映画が今から楽しみ。 」
      予告編を見て、とっても悲しい話なんじゃない?と思うと、観に行く気持ちが、、、(文庫になったので購入したけど積んだ...
      「映画が今から楽しみ。 」
      予告編を見て、とっても悲しい話なんじゃない?と思うと、観に行く気持ちが、、、(文庫になったので購入したけど積んだまま)
      2013/07/04
  • 久しぶりに一気読みした。
    途中があまりに幸せそうで、かえって危うい感じがひしひしとせまってくるようで目が離せなかった。

    結末については、人によって好みの別れるところだと思うが、あー、そこに伏線があったのかと思わず読み返してしまった。

  • 一気に三時間で読了。文庫本の表紙が気になって読み始めたけど、まさかのオチ、ファンタジーなんだ。
    進路でもめてる息子が「オレその本持ってる。」とぽつり、明日は本の話と、気が向いたら嫁との思い出話を語ってみるかな。


  • ドロドロしていない、ピュアな恋愛小説が読みたい方におすすめです!!

    主人公浩介は仕事の取引先の社員真緒と偶然の再会を果たす。真央はほろ苦くも瑞々しい中学時代を共に過ごした同級生であった。

    彼女と共に過ごす時間の中で浩介が幸福に満ち溢れていて、読みながら幸せな気持ちになりました。

    だからこそ、終盤はとてつもなく切なくてとてつもなく愛おしい気持ちでいっぱいになります!!

  • 中学で勉強を教えた彼女を社会人になって偶然であった。そう思っていたがそれは偶然ではなかったのか?恋愛小説。

  • 再読。映画を見た後だったのでより情景が思い浮かぶ。ハッピーエンドかバッドエンドか。ふたつの捉え方がある。

  • 以前映画を観たが、原作を上手いことアレンジしてあった。
    どちらも好きな仕上がり。

    【図書館・初読・12/10読了】

著者プロフィール

1971年東京生まれ。2004年、『ボーナス・トラック』で第16回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、デビュー。著書に『階段途中のビッグ・ノイズ』『いとみち』『陽だまりの彼女』等がある。

「2021年 『まれびとパレード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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