- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104723041
作品紹介・あらすじ
ちっこくて泣き虫で祖母譲りの濃厚な津軽弁。「ドジッ娘」界の最終兵器、相馬いとが、高校二年生になりました。
感想・レビュー・書評
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部活動と主人公のバイト先での出来事が、前作から順当に進展してきました
主人公の内気な性格のためか、近しい人との関係が展開していかないことがもどかしく感じました
音楽配信サービスで、作中の楽曲を知ることができました
一昔前だと出来なかった事ですので、多数の楽曲を作中に登場させるのは、作者の意図的な所があるのかなと推測してみたりしましたね
続けて「三の糸」を読んでみよう
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まさか続編があるとは思わなかった。
周囲の突然の変化について行けない鈍さは相変わらず、純朴ないと。
ばばさまとの会話が減ったのは残念だが、物語自体は前作と変わらず、軽めなのでサクサク読める。 -
そんなに大きな展開があるわけではないので、結構ゆっくり読んでいたこともあり、評価もそれなりかと思っていたけれど、その長閑さや優しさが終盤に心地よかったです。暖かくて好きな作品です。
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単純に楽しい本を読みたくなって。『いとみち』の続編です。
「いっでらしゃいませ、ごスずん様」。津軽弁のメイドカフェが有ったら面白いだろうな~てなノリで生まれたシリーズのようです。そうなると、あとは登場人物のキャラをどこまで目立たさせるか・・。
女子高生なのに小学生並みに小さくてドジで人見知りで婆ちゃん譲りの強烈な津軽弁、でも三味線を持たせたら怖いものなしの主人公。元ヤンで子持ちで年齢詐称してるけど料理が得意でしっかり者のメイド長、やたらと騒がしくノリが良いけど実は裏では努力家の先輩メイド。相撲で県代表になったこともある大兵なのだが気の弱い後輩男子。強面だけど実は人情家の元オーナー。
見事なくらい「・・・だけど・・・」の勢ぞろい。
読み始め、主人公ってこんなにウジウジと自意識過剰だっかしらんとちょっと鼻白む所もあったけど、途中からは面白くなって一気読みでした。ま、あとに残るものなど全くありませんが。 -
新たなメイドを迎え、そして、いとは2年生に。前よりもずっと、いとの周りに人増えたなあー。恋だったり、青春だったり、将来だったり。今回はおばあちゃん少なめだけど、いとの三味線のスキルアップがすさまじい。
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主人公成長してる。面白い。
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カバーの漫画感が苦手だが、安定のおもしろさ。
少しずつ世界が広がっていく感じがなんかいい。
ババがほとんど出てこないのが残念だけど、
出れば変わらぬハイインパクト最高(笑) -
2015年10月に行われた「ビブリオバトル全国大会予選会-学内予選会-」にて、バトラーにより紹介され、見事チャンプ本に選ばれた図書です。
詳細は図書館HP (http://libopac.josai.ac.jp/) より『ビブリオバトル』で検索! -
メイドカフェでバイトする引っ込み思案の高校生いとっちの2作目
二の糸も期待していました。よかった。
高校生が、頑張って作った人間関係を一回崩して、
もう一回再構築する、それが二の糸。
最初よりも強くて、新しい人間関係も生まれて
いい音を出しそうな二の糸だった。