モードの方程式

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104747016

感想・レビュー・書評

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  • 辞書形式になってる所がタメになった

  • 読了

  • 「スーツの神話」という本で有名な著者が書いた本。ファッションの世界で普通に使われる言葉の語源や歴史的背景を、トリビア的に色々詰め込んだ本。なかなか楽しめる。下記はその一例。
    ・シャツをズボンから出すのが駄目な理由は、シャツはもともと股間を覆う下着の役目もあったから。
    ・チノパンの語源はChina。米軍が中国製のズボンを履いていたことから。
    ・ハンカチーフ(Hand-Ker-Chief)の語源は、その昔、女性が男性に愛の告白をする際、布を渡す(Hand)習慣があった事から。男はそれで頭(Chief)を覆い(Ker)、その上から兜を被って戦争に行ったのだと。

  • せっかくなのでイラストや写真など入るともっと楽しめたと思う。

  • 日経新聞の連載コラムらしく、時事問題にもサラっと触れながらファッション用語の歴史的解説が行われる。

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著者プロフィール

服飾史家/作家。
東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得後、英国ケンブリッジ大学客員研究員を経て、明治大学特任教授、昭和女子大学客員教授などを務めた。イギリス文化を起点とし、ダンディズム史、ファッション史、モード事情、ラグジュアリー領域へと研究範囲を広げる一方、新聞、雑誌、ウェブマガジンなど多媒体において連載記事を執筆。
著書に『「イノベーター」で読む アパレル全史』(日本実業出版社)、『新・ラグジュアリー文化が生み出す経済 10の講義』(共著、クロスメディア・パブリッシング)など多数。

「2022年 『時代を変えたミニの女王 マリー・クワント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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