- Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105058050
感想・レビュー・書評
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これがベストセラーになる理由はわからないが、限界はない、その先を行けと今の私は元気つけられた。
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うーん、想像していた話とかなり違った。
哲学?なんの隠喩?
こんなにもシンプルで、物語のなかに必要そうな要素がたくさん欠けているような印象。
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禅の考えに影響を受けているのがよく分かる
悟りを開き、解脱する。
完全版に追加されたPartFourは、伝播した教えが次第に変容し、形骸化し、退廃していく様子と、新たな世代によって再構築される様子を描く。
2時間で読めるインスタントブック。 -
東洋的でs
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やはり宗教としか思えんな。
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2014年8月24日読了。
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こんなに観念的な小説だったっけ。
ベストセラーになった当時読んだけど、しかも最近まで本棚に有ったような気がするけど、こんなに薄っぺらい話(量、質ともに)だったっけ。
挿絵多すぎ、30分で読めちゃう。 -
40年以上前に、世界的なベストセラーとなった本の完全版。最終章は、40年を経過して、新たに書き加えられたのではなく、当時すでに書かれていたが敢えて発表しなかったのだという。
朝日新聞の<売れてる本>の書評欄では「宗教と信仰、根底から問う」(佐々木俊尚)との見出しで紹介され、週刊読書人でも佐藤優が、「マルクスの『資本論』とあわせて読むと、貨幣と宗教・仕事などの物神性についての類比的な読みもできる」と評価しているので、気になって読む。
40年前と同じく、五木寛之が<創訳>している。1974年版のあとがきも収められており、五木寛之は<純白に輝くかもめ>に違和感を表明しているが、最終章が加わったからといって特に作品が優れたものになったわけではない。
宗教における教義が時代を経ることで風化していくというありふれた現実をなぞっているだけの寓話に過ぎず、ありがたがって読む人がいるのが信じられない。文章も文学的感動からはほど遠い代物だが、これは訳者の五木寛之が悪いわけではないだろう。そもそも、原文そのものが薄っぺらな文章に違いない(原文に当たったわけではないが)。
こんな感想を懐いてしまうのは、様々な宗教やイデオロギーの退廃や終焉を見過ぎたからだろうか。 -
話題になってる完成版を入手し読む。もともと寓話風とは聞いていたが、宗教色を感じた。第四章が追加されたらしいが、なんだか寓話にしてはザラっとした、不安を感じさせる終わり方だった。飛ぶこと、カモメであること、、思想を理解しきれなかった。映画化されたと聞いたけど、どうやって撮影したのか気になる。
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最後は宗教っぽくて冷める。