- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105069216
感想・レビュー・書評
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『座り続けるのは喫煙より身体に悪い 』
というショッキングな言葉から始まる一冊ですね。
だけど本の内容は最新のエビデンスに基づいた
高い信頼性を感じさせる健康本でした。
なぜ著者が健康に
これほど関心を持っているのというと
16歳のときに左目にがんを告知されて
絶望的な気分になったそうなんです。
だけど人生全体が逆境に打ち勝つためのゲームだと思い直し
健康について徹底的に学ぶ決意をしたそうです。
ということでこの本は医療関係者ではなくて
我々と同じく患者または患者になりうる立場の著者が
書籍や論文などから学習した
健康に関する情報を集めた一冊なんですね。
だから専門知識も一度著者のフィルターを通過して
噛み砕かれていますから
難しい用語などは出てきませんし
大変わかりすい内容で
今日からでも実践できる提案が多数まとめられています。
若き日に告知されたがんが、
その後どうなっているのかはわかりませんが、
現在著者はベストセラー作家であり大切な家族も持っています。
だから自分のためだけではなく家族のためにも
健康を再優先するという考えを持っています。
つまり健康状態が、これから家族と過ごせる年数が変わってくる。
だから『何を食べるか?どう運動するか?どう眠るか? 』
これが一番大切だというのが著者の主張になるかと思います。
そして正しい情報を得て良い選択をしつづければ健康を維持できる。
『良い選択が悪い選択を上回れば健康になれる 』
この本を読んで良い選択を増やしていきたいところです。
※以下実践したいと思った箇所を抜粋。
<毎日のルーティン生活から座ったままの時間を1時間削り取る>
・座るという行為は現代社会で最も見過ごされがちな健康リスク。
運動不足で死ぬ人は喫煙で死ぬ人より多い。
座った途端、足の筋肉で電気的活動がストップします。同時に消費カロリーは一
分当たり1キロカロリーへと低下し、脂肪燃焼を促す酵素の生産は90%減少し ます。
<食事について>
・家の中の食べ物を配置換えする。
最初に目に留まる食べ物が最善の位置になるようにする。すぐに手の届く 場所に 良い食べ物を置く
・皿の色、コントラストがはっきりしていると食べ過ぎ防止に効果あり。
白い皿に白いソースのパスタ、赤い皿よる30%余計に食べた。
・何を食べるか判断するたび、その選択がその日の活力と人間関係に微妙に 影響を 与える。
ヴォリュームのある昼食を注文する前に午後になって高脂肪酔に耐えられるか考 える
・一番健康的なものから食べ始める。不健康なものは後回し。
<運動は瓶詰めされていない特効薬>
・運動の強度を上げると運動中はもちろん、運動後も何時間にもわたって脂 肪を燃 焼し続けます。
例 強度を上げてエアロバイク、45分で420キロカロリー消費、その後14 時間に わたって脂肪を燃焼し続け、エアロバイクを降りてから追加で平均190カロリー 消費した。会話が難しくなる程度のまで強度をあげる。
・20分の運動でその後12時間気分が良くなる。
激しく運動すると、強い快楽を生み出す脳内化学物質「内因性カンナビナ イド (脳内マリファナ類似物質)」分泌されます。30分間で2倍の分泌量。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
正しく食べてもっと動きぐっすり眠る。
一日6時間以上座ると健康に悪い。細胞が圧縮され、通常より脂肪を多く蓄える。たとえ規則的に運動していても、長時間座っているとお尻に脂肪を蓄える。休憩時間をとって20分ごとに立ち上がって2分以上歩く。
8時間睡眠する。
二度寝にはメリットはない。
記憶するために眠る。
規則的な運動は睡眠薬より効果的。
就寝前の1時間を聖域にする。
レム睡眠はストレスを軽減する。
炭水化物はコカインより中毒性が強い。
空腹時は悪食になりやすい。
早食いで肥満リスクは2倍。食事には20分かける。
ナッツを持ち歩く。
パンよりバターのほうが健康的。
机の上で食べない。
調理は茹でる、煮る、蒸す。
ニンジントマト、サーモン、ブルーベリーを食べる。
リンゴ、ブロッコリーを食べる。
運動後は12時間気分が良い=朝運動するべき。
週に数回、強度を上げて集中的に運動する。
ぐっすり眠るスケジュールをつくる。
肥満はがん増殖器。 -
人間行動学の専門家である著者による、ウェルビーング(身体的・精神的・社会的に良好な状態)を保つための本。原題は「Eat Move Sleep」となっており、「食べる」「動く」「眠る」の3分野で改善のための習慣を紹介している。全体としてトピック集のような体裁となっており、気軽に好きな箇所から読める。
覚えておきたい点:
・一日中ずっと活動的でいることが重要。座り続けることは最大の敵。
・炭水化物、砂糖は不要。できるだけ避けるべき。
・運動後は12時間も気分が良い状態が続くので、朝運動するほうがよい。(夕方などでもやらないよりははるかにまし)
・有機栽培は必ずしも健康的であることを意味しない。
・絶え間なく流れる「背景ノイズ」の利用で睡眠を劇的に改善できる。 -
当然ながら原著のタイトル(EAT MOVE SLEEP)の方がコンテンツを正しく反映している。(座らない!はMOVEの部分だけ。)科学論文の要約集という感じだが、それほど目新しい内容はなかった。よくまあこれだけ論文を読んだなあとは感心するが。(健康オタクならここまでやって普通?)
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タイトルと内容が合っていません。「座りすぎを改善しよう」みたいな内容に誤解しますが、原題は”Eat Moves Sleep” ? 「食べる・動く・眠る」という生活の3つ要素を統合して、どれもバランスよく改善していこうという内容です。
・一流のプロほど平均睡眠時間が長いという調査結果
・太れば太るほど熟睡は難しい
・病気になりたくなければ睡眠時間の確保が大事
・1日6時間以上座ると、早死にするリスクが大きく高まります。
毎日最高の状態で働きたいなら、日々の優先順位リストの最上位に「自分の健康」と書き込む必要があります。もちろん簡単ではありません。繁忙期ならなおさらです。しかし自分のためだけでなく他人のためにも、健康を優先しなければならないと肝に銘じておきましょう。
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タイトル!また騙されました。Eat Move Sleepでしょ? ちょっと古い表現だと、「くうねるあそぶ」ならぬ「くうねるうごく」。座らないことに特化した本ではありませんでした。広範囲の生活習慣を向上のためのアイデア。ここ2˜3ヶ月量の減っていたブロッコリーを増やして、あの美味しいマヨネーズを減らさなければ。お菓子も気をつけないと。ワインが良いというのは嬉しい収穫。★3。
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No.8 / 2o16
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当たり前の健康習慣を見直せる本。
眠ることの大切さを再確認。
2016-2-22 -
参考になりました。