- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105381011
感想・レビュー・書評
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One Dog,Two Cats(サリー・スコットの真似w)の友情あり愛あり、ちょっとほろり、の物語。
飼い主の呼び方が「あったかさん」と「疫病」だが、私、猫になんて呼ばれてるのかしら…。
疫病は嫌だな(笑) -
去年曾野綾子の『飼猫ボタ子の生活と意見』という本を読んでいたので、タイトル見て「!!!!」と。卵が先か、ニワトリが先かって感じで色々調べてみたらば“生活と意見”ってつく書籍って結構あるんだねー。しかも動物関係のが結構多くて驚きでした(『井上トロの生活と意見』が個人的にはツボだった)。で、曾野さんのは正直しんどかったのですが、今作はかなりよかったなー。フーディーニの生い立ちや猫生観、共に暮らしてきた犬のサムとのあんな事こんな事や担当の人間(=飼い主)へ心を許していく様などを新参にゃんのグレースに話して聞かせているという感じなのですが、「ぷくくっ、こんな事思ってるんだー」って、ついついニヤニヤしてしまいました。いや、にゃんが本当にこんな事を思ってるかどうかは実際には分からないんですけどね、でもこんな感じだったら面白いなあって。フーディーニは担当の人間に“あったかさん”という名前をつけているのですが、あやめは私にどういう名前をつけてくれてるんだろう?私が思っているように“かーちゃん”とかなのかなあ……なんて、こういう本を読むとついつい、あやめが喋れたらいいのになあと性懲りもなく思ってしまう親バカです。私と同じようなにゃん好きの親バカさんにはおススメです。
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動物の側にたって書かれた本は数あれど、これほどリアルに(といっても自分は人間なので本当の意味でリアルかは知らないが)描写されたものはないのではないか。それでいて泣ける美しい物語。