- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105444013
作品紹介・あらすじ
家の中は散らかり放題、ゆっくり眠る時間もない。夫は当てにならないし、いつも時間に追われてる。それでも子供は可愛いし、仕事も辞められない。私はどうしたらいいの?そんな働くママの本音満載、気持ちを楽にするメッセージ。大丈夫、安心して、子供はすぐに大きくなるから。
感想・レビュー・書評
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この本には子育てと仕事を両立する方法は書いていない。後ろめたい症候群の打開策についても書いていない。
むしろ、そんなものは存在しないと断言している。
ただ、至るところにアメリカンジョークが散りばめられていて読んでいると元気になる。
ずっとは続かないこの現状を、悩んで悔やんで過ごすのか、笑って過ごすのか。
この現状を笑い飛ばせ という内容だ。
後ろめたさに苦しんでいる時間があるなら、子どもとの貴重なふれあいの時間に使おうと思えた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アメリカのキャリアウーマン(死語w)の著書を柴門ふみさんが翻訳。子育てと仕事で苦戦している著者の話を面白おかしく翻訳し、あとがきで「仕事と子育ては両立しない。どうすれば両立できるかと悩んでいるうちに子供はあっという間に成長してとっとと家を出ていってしまう」と書かれてしまうわけで。まあ、大変な毎日は愚痴っているより、笑い飛ばした方が楽しいかもと、開き直りたいときに度々、本棚から取り出してきて読む本。
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まあ、笑いながら読める本です。アメリカ人の働くお母さんのハナシだから、ああアメリカだとこうなんだぁとか思いながら読めます。会社事情だけでなく、ベビーシッターとか、感謝祭やクリスマスなどの行事の過ごし方、とか。
日米共通にお仕事してるお母さんは大変だけど(いや、外で仕事してるしてないにかかわらず同じくお母さんは大変ですが)、その大変さもこどもがあっという間に大きくなっちゃうことで期間限定のことだものね。おんなじ大変さを過ごすなら笑って過ごしたほうがいい、っていうのは同感です。 -
ワーキングマザーの心理を面白おかしく書いてあるけど、あまり感情移入できなくて途中で読むのをやめてしまった。働くことにもっと後ろめたくなったら、また読むかも。
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ワーキングマザーは常に後ろめたさを感じていて、それは解消されるものではないので、笑い飛ばしてしまいましょうというのがこの本の思想です。
書かれている内容すべてに賛成!というわけじゃないけど、大方「あるある」「そうなのよね」ということばかり。子供たちが引き起こすこととか、そういうときにママである自分の気持ちとか、よくぞ言い尽くしてくれたと思えてしまいました。
実は後ろめたさ症候群は妊婦時代から始まってるってのは、私は考えたことなかったです。妊娠してうれしいのに、仕事をどうしようとか実際に考えたりしたなあ。そんなことを考えてる自分を母としてどうよと思ったこともあったかも。
あと、夫が後ろめたさをあんまり感じないことも書かれていましたが、うんうんと思ってしまいました。そういうものよね^^
アメリカのワーキングマザーも同じような悩みを抱えてるんだなあと感心しました。
私もできるだけ悩まず、笑い飛ばしてワーキングマザーしていきます。