- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784105901042
感想・レビュー・書評
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松家さんセレクトの短編集。洗練された短編たち。突出した作品は感じられないが、それぞれに感慨のある作品でした。
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クレストブックス苦手なんですよ。 「あたしってアンニュイだから。。。」って言う雰囲気がして飛び蹴りしたくなるの。でも気になる作家もいて、こういういろんな人寄せ集め短編集借りてみたの。そしたらほとんど読んでた。気になってたインド系のジュンパ・ラヒリ、駄目だった。ベトナム系のナム・リーは下品ですごく好みだった。アンソニー・ドーアは良かった。私上品が駄目なのね。既読の作品のうちで何故この作品を収録したのか?と疑問に思うのもあり、やっぱり一冊まるごと作者の本を読まないことには苦手とか言っちゃ駄目だな。
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もりだくさんすぎて、思考が散漫になる。続けて読もう、じゃなくて、それぞれの独立性が高いから、もう一度読み直そう、今度はこれがいいな、そういう感じ。
でも、それが短編のおもしろさか。
今回の印象に残ったのは、ジュンパ・ラヒリ。 -
ものすごく素敵な作家ばかりを集めたアンソロジー短編集。
どれも秀逸な作品だけれど個性が強くてこうして一冊にまとめると、それぞれの印象が薄くなるというか頭に入ってこないというか…
贅沢な一冊になるはずが、国籍も性別も生い立ちもあまりに違うものを集めすぎて残念な結果になってるきがする。
ばらばらに読むのがいい。 -
アリス・マンローの何かを読みたくて、でも外国人の書いたものは苦手なことも多いので、アンソロジーにしてみた。
苦手なものもあり、世界に入り込んだものもある。
ミランダ・ジュライ「水泳チーム」(『いちばんここに似合う人』より)
ベルンハルト・シュリンク「リューゲン島のヨハン・セバスティアン・バッハ(『夏の嘘』より)
この2作が特に好みでした。