ヴァチカン物語 (とんぼの本)

著者 : 塩野七生

• 新潮社 (2011年6月25日発売)

感想・レビュー・書評

[harucoさんの感想 · 2023年1月15日]

豪華なヴァチカンを支えてきた人、歴史についての記述に、その時代に確かに存在した有名な人々の生活する姿を想像してしまう。
美しい細部の写真は、小さなものでも見いってしまう。塩野七生さんの文章もよい。
長い間かけて作られたこの場所について、もっと知った上で、再度訪れたい。

[suomiさんの感想 · 2020年7月16日]

数年前、何も勉強せずに訪れたことが大変悔やまれる。
本書に目を通してから行くべきだった。
歴史もだけど、なにしろ「その像、その横、見てこなかったよ〜」ばかり。

[／まことさんの感想 · 2013年7月11日]

冒頭の塩野氏の文章が相変わらずの鋭さとキレで流石！と思います。
ヴァチカンの成り立ちと言った文章も分かりやすかったのですが建物の図面や地図と言ったあまり見かけないものが載っておりヴァチカンと言うモノを正しく知る上でかなり参考になります。
写真も美しく、絵画や建築物を眺めているだけでもうっとりと浸れる本でした。

[ろくさんの感想 · 2011年8月7日]

意外に知らないヴァチカンの歴史から、内部の観光案内まで。たくさんの芸術作品に、一度は行ってみたくなる。