硝子のドレス (新潮ミステリー倶楽部)

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  • 新潮社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106027444

感想・レビュー・書評

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  • 入り組み過ぎてて
    誰が誰でどうなっていたのか
    良くわかんなくなってしまった。。

    あと、高瀬涼が事件に
    首を突っ込む意味が希薄。
    その高瀬も後半は急に
    出て来なくなる不自然さ。www

  • ダイエットコンテストを舞台に、痩せたい一心の女性と、恋人が突然姿を消した男性の話が別々に語られていく。
    面白かったが、入り組みすぎて、最後のほうは、どうでもよくなってしまった。
    (図書館)

  • 痩せなければ幸せになれない!と思いこんだ女性達の異常行動、心理を書いたサスペンス。
    結末には疑問が残った・・・

  • 面白い!面白いんだけど読後感悪い。特にヒロインが駄目。最後の別荘ご招待なんてお前自己中にも程があるって感じ。主人公の愛もヒロイン消える前は感じられなかったし。餓死する寸前までさせた女のことなんて見捨てたほうが身のためでしょう。自分と同じ思いってただの身勝手自己中。
    短期間の集中ダイエットはダメ絶対!ってことをいいたいのかな。
    常識考えて一月で10kなんて狂気の沙汰だろう。
    千夏は結構感情移入したんだけど、結局過食嘔吐だし。千夏に救いのない話だったなぁ。

  • ダイエットネタということである意味タイムリーなお話? 無理なダイエットがいかに恐ろしいかというこのお話、「サスペンス」というよりホラーかも。そりゃあ「やせたい」って思いは私だっていやというほどあるけどさあ、ここまでの「執念」はないな。
    本当に無理なダイエットはまずい。やりすぎるとそれこそ「キレイが痩せてゆく」わけで。適度に、ということか。……それが難しいんだけれど(笑)。

  • 2007年読了。

  • <font color="#666666"><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:0;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106027445/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ec1.images-amazon.com/images/I/11JVYMSYPRL.jpg" border="0" alt="硝子のドレス (新潮ミステリー倶楽部)"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4106027445/yorimichikan-22" target="_blank"> 硝子のドレス (新潮ミステリー倶楽部)</a><br>北川 歩実 (1996/03)<br>新潮社<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106027445/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"> この商品の詳細を見る</a></td></tr></table>
    <blockquote><p><strong>「一ヵ月8kg減で、誰もが理想体重に」ダイエット美女を決める最終選考まで、あと二ヵ月。夏のヒロインを選ぶコンテストの幕が開いた。今度こそ、絶対に生まれ変わってみせる。痩せてみせるわ。たとえ「私」を殺してでも…。「あなたは私のことを何も知らない。愛してたなんて嘘よ」そう言い捨てて、恋人は姿を消した。手掛かりを捜すうちに浮かび上がる、恋人の偽りに満ちた過去と、ダイエットコンテストの謎。もし、痩せられなければ、私には、帰るところがないの…。「もう、駄目かもしれない…。今度リバウンドしたら、その時、私は…」デビュー作『僕を殺した女』に続く驚異の第二作。華やかなダイエットコンテストに渦巻く謎と、深まる狂気を描く本格的心理サスペンス。</strong></p></blockquote>
    女性なら程度の差こそあれ惹きつけられてしまうキャッチコピーを掲げるサニースリムセンター。ヒロインコンテストと銘打って、何人もの女性を健康的にダイエットさせることに成功し、コンテストの女王を主役に映画まで作るという。そんな夢のようなヒロインコンテストの二回目には二万人を越える応募者があった。

    必死にダイエットの成功を望む何人かの女性、恋人に突然去られた男、ダイエットプログラムのトレーナーの女。はじめはそれぞれの思惑がそれぞれに語られ、それらが次第にねじれ絡まりあって複雑な組み紐のようになっていく。
    物語が何を追っているのか、前半ではなかなか判らないが、物語が進むに連れてもやもやとしたものが固まって段々形になっていくようで胸が騒ぐ。だが結末は、想像を超えたものだった。
    永井するみ作品を思い出させられるような一冊だった。</font>

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