決断の条件 (新潮選書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106037306

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  • 自分では一世一代の決断をしたつもりでも、その多くは単なる「思いつき」や「苦しまぎれ」などから下されたものに過ぎない -- 。マキァヴェリ、韓非子、孫子など戦乱に生きた先哲の言葉と、古今東西の歴史事例から、意思決定の要諦を示す。

  • ■決断

    人間は欲望の動物だ。父親は殺されたうらみは忘れても、財産をとられたうらみは生涯忘れない。従って、ことを決する時は、自分の行動の結果、誰にどういう利害が及ぶかを十分考える必要がある。

著者プロフィール

会田雄次

一九一六年京都府に生まれる。四〇年京都帝国大学史学科卒業。四三年に応召、ビルマ戦線に送られ、戦後二年間、英軍捕虜としてラングーンに抑留された。帰国後、神戸大学、京都大学(人文科学研究所)をへて、京都大学名誉教授。専攻はイタリア・ルネサンス史。著書は『アーロン収容所』『ルネサンスの美術と社会』『ミケランジェロ』など多数。九七年逝去。

「2019年 『日本史の黒幕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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