婚活したらすごかった (新潮新書 430)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106104305

感想・レビュー・書評

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  • バツイチ・40代・フリーランスライターの著者がある日突然結婚したくなってスタートした「婚活」。その実体験を描いたルポ。

    いや~おもしろかった!!

    結婚相談所、ネット婚活、婚活パーティーなどなど…
    様々な婚活に登録して活動するんだけど
    女性はめちゃくちゃシビア!
    結婚となると年収と職業重視
    あと、独身証明書っていうのがあるのね~知らんかった!

    で、婚活の男女の話がリアルですごくおもしろかった~
    これは著者と著者の友人の女性の話らしいけど
    「あ~わかる~!」って思わずつぶやいてしまった。

    すぐにホテルに行く人
    バブルを引きずっている女性
    婚活市場に出没するナンパ男
    身だしなみに気を遣わないダメ男
    金品を巻き上げるだけのサギ女
    めちゃくちゃケチな男
    結婚をしたい人(相手は誰でもいい)
    積極的でない人(いつも受け身)
    などなど…

    そしてラストにあった「婚活」は海をも超える話
    なんと海外駐在員&外国人をターゲットにした「婚活」市場も人気らしい

    そうか…
    で、読んでて思ったんだけど
    昔みたいに親が結婚相手を決めるみたいな方が逆に人気になるんじゃない?
    またはAIが決めた人と結婚とか…
    なんかもう最後は近未来小説かぶれているけど…
    そんな日も近いんじゃないかな…
    なんて…

    で、著者の石神さん…
    2020年の今、結婚したのかな?

  • 短期間だけ婚活パーティに行ったりしていたので、あるあるーという感じで面白く読めた。

    今の時代ってモテ格差が広がっていると思う。
    女性なら若い可愛らしい人、美人な人やスタイルのいい方が有利だし、男性は収入がいい人に人気は集まる。
    モテる人はモテるし、モテない人はいつまでたってもモテないままって感じ。
    でも、このままじゃいけない、自分を変えようとして努力する真摯な態度の人は、婚活の末に結婚にたどり着いているのではないかな。

    周りを見ても、身の丈に合わない相手を手に入れたがっている友人たちはいまだに結婚出来ていない。
    自分の市場価値を分かっているって大事なことだ。

    筆者は結婚できたのかなー

    応援したくなった。

  • 現代の結婚紹介産業の体験談が調査をまとめたもの。著者自らの体験した経験が語られる。
    インターネット、婚活パーティー、結婚紹介所のメリット、デメリットが巻末にまとめられている。著者は私とほぼ同年代である。著者の体験は面白く読めるが、後半は読んでいると疲れてくる内容だった。(相談所)、文章にパワーが感じられない。多少は大げさに書かれた部分もあるだろうが、世の中には結婚の縁に恵まれない男と女が結構いるものだと感じた。

  • 著者の近著『57歳で婚活したらすごかった』のタイトルに惹かれた流れで、以前に書かれたこちらの本のことを知り「まずはこっちから」と手に取りました。
    しょっぱなから思わず笑っちゃうくらいのインパクト!!
    「つかみが完璧だわー」と妙に感心しちゃいました。
    その後もなかなかの曲者がどんどん出てくるし、これまでほとんど知らなかった婚活サイトや結婚相談所のシステムや実態(?)あれこれが書かれていて、あっという間に読みきりました。
    やっぱり戦略的に、そして積極的に動かないと登録しただけじゃどうにもならないんだな…。
    何事もそんな気はするけど、人と人との出逢いは特に。

    『57歳~』も読むのが楽しみ。

  • 冒頭「長い間、「もう結婚することはないだろう」と思っていた。」
    末尾「ぜひ、手を携えて、一緒に婚活難民暮らしを卒業しましょう!」

    婚活経験者(というか継続中)の身として学ぶものがあるかもしれないと思い読んでみた。

    「わかるわかる」ということも多く、一方で戒めないといけないと思わされることもあった。

    「女高男低」と書いてあったけど、たぶん本当にそうなんだろうな。自分の市場価値とか考えさせられた。

    「出会いは”仮免”の段階」とあったけどこれも本当にそう。その後が大事。

  • 異性で世代の違う師匠

  • 三十台バツイチの男性が婚活に励む一冊。

    婚活サイト、婚活パーティー、結婚相談所など、どれも実践的で説得力があった。

  • 「ネット婚活は、自分を商品として扱う”信用取引”だ。」

    婚活の3種類、ネット、婚活パーティー、相談所について経験した話が掲載されている。面白い。もっと闇が深いものだと思っていたが案外そうではなかった。

    婚活をナンパ目的でするのは勉強になった。よく考えたものだ。

    40代が30代よりも収入、容姿にこだわるのはなるほどだと感じた。バブルの遺産。自分の市場価値に気づいていないのか。

    ステータスから相手を知る。やはり外面は大切なのだと感じた。

  • 回転ずしみたいな、婚活パーティー。婚活パーティーにはいったことないけど、いってみたくなった。婚活に役立つかはわからないけど(著者男性だし、私婚活してないし)、男性側からはこうみえてるのか!気をつけないと!と参考になりそうな部分はあった。気になったのは、こんなバブリーで大変そう女性は本当にいるの?と男性側より女性側の登場人物にびっくり。本当だったら、本当…男性って大変…

  • 好奇心だけで読むなら面白いです。

    仮に5年後独身の私が読んだら世知辛いって思うんだろうな。

    婚活の世界は女高男低。しかも自分の商品価値をまざまざと見せつけられる、らしい。
    それを考えたらまだ婚活市場に参入しなくてもいいかな、と思ってしまう。

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