- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106104855
感想・レビュー・書評
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2012年刊行の本。
ということで2023年の現在では外資の働き方は変わっているという点で参考になった。
昔はこうだったんだ〜って。
一概には言えないけど、
パワハラの横行。
朝から晩まで働き、24時間労働の体力勝負。
上司の言うことは絶対。
そう言うことは今は真逆かな。
やってたら能無しでkick-out。
あと、仕事できないと営業に回されると言うのは心外。営業が幹部を除けばインセンティブによって1番所得が高い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一口に「外資」と言っても欧米中韓等々色々あるわけだが、米系戦コンを中心とした外資系勤務のコツやワンポイントアドバイス。「流儀」というほどには抽象化・普遍化されておらず、乗り切るテクニックや目立ち方が主で「あのときこうだった」が多い。日本と欧州は比較的文化が似ていると言われるが、超肉食系の米国企業の文化に戸惑う前に読んでおくとよいかもしれない程度の本ではある。
内容的には我々からみた「外資企業」と外資国内からみた「国内企業」としての評価の違いが面白い。米国では戦コンや投資銀行がIQの高いアイビーリーグ卒のエスタブリッシュ層が目指す企業だが、以前の外資企業は日本企業に馴染めない個性的な人々が働くところの扱いであった。それが今や、、、いやむしろそういう尖った人材を蔑ろにした結果、出遅れてしまっているのかもしれない。過去には「語学だけ」のぶっとんだ帰国子女が多かったのは多かったが、彼ら彼女らが適切なトレーニングと経験を積んでグローバルビジネスマンへと変化していったことを思うと、ビジネスは後天的要素の方が強いのだなと思う。 -
外資系の会社がどのような働き方を求めているのかが詳しくわかるインタビュー集。それ以上の情報はないが、外資系というものがどのようなものか手っ取り早く知ることができる。
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外資の日本支社は単なる日本の一支店であり、そこで採用されている日本人はただの支店採用者で本社に行くこともないという。まあそうですかという感じ。
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本の評価は2。でも個人的には面白く読めた。外資に10年勤めて、一年間だけ日本企業に出向した私にとって、二つの差を理解する手助けになった。
本としては、外資をブランド扱いして煽っているだけに見える。 -
時間と比例か…
歯並びには自信あり -
軽いタッチで、外資系企業の日本法人について少し皮肉を交えながら書いた新書。
著者自身、外資系出身者、人材コンサルタントなど様々な人の体験談を紹介する形で書かれているため、非常に読みやすく、あっという間に読み終わってしまった!私自身も含め、外資系企業に行ったことのある人は共感するポイントがたくさんあると思う。
外資系の仕事内容やスキルなどのハードな部分ではなく、あくまでもタイトル通り「流儀」というソフトな部分にフォーカスを当てているため、そもそもあまり外資に馴染みがなくて「外資系カルチャー」にフィットするかどうかを考えたい人にとってはいい導入になるかもしれない。 -
憧れの外資系の実態は心と体がボロボロになるブラック企業?こんな読後感。でも、私25年以上外資系企業に務めていますが、実際はもっと日本企業に近いです。(^^)
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外資系企業の実態を様々なインタビューや経験からまとめたもの。
外資系っていうと、決まって欧米の金融機関やコンサルティング会社だけを指す言葉として使われてしまうのはなぜだろう。
この本では、外資の多様性を紹介していて、和風外資系だの、韓国企業の軍隊カルチャーだのが紹介されている点はおもしろかった。
しかし、全体を振り返ると、やはり外資系という言葉で欧米のトップ金融機関やコンサルを説明していることが多かった。それらと一般的な日本企業とを比較して、外資のオフィスが綺麗だの初日からフル稼働が当たり前だの言っても、それはナンセンスだろう。
本を読んでいて、文章から熱意みたいなものをほとんど感じなかった。だから、あれこれと外資について聞いた話を並べられても、「あぁ、そうですか」くらいにしか思えなかった。 -
■1日半で読み終わる。軽い内容。
■外資系企業がどのような職場か。自分の意見だけでなく、色々な人に話を聞いてその内容を書いており、客観的な内容となっている。
■自分は外資系企業の方を知っているが、その方々の様子とこの本の内容について違和感は感じない。嘘や作り事が書かれているようには感じない。
■この本を読んで、知識は増えるものではないし、人生が変わるものでもない。
■外資系企業で働くことに興味のある人が読むのに適している。