ひっかかる日本語 (新潮新書 489)

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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106104893

感想・レビュー・書評

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  • 日常生活に飛び込んでくる不思議な言い回しや、人を引き付ける話し方のポイントなど、良くも悪くも梶原さんにとってモヤモヤする日本語を、とことん追求してみる日本語論。
    後半は”日本語論”というより”会話術”に特化した内容へ。”日本語”の枠を少し脱線してしまう辺りが、アナウンサー・司会業をされている梶原さんだからこそ見過ごせなかった部分なのかなぁとも思いました。

    ご本人が目の前で語っているかのように軽快でテンポ良く、あっという間に読み進められます。日本語の面白さを再認識できる内容でした。

著者プロフィール

1950年神奈川県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、文化放送にアナウンサーとして入社。
1992年からフリー。テレビ、ラジオの司会を中心に活躍する。その一方、49歳で東京成徳大学大学院心理学研究科に入学、51歳で心理学修士号を取得。シニア産業カウンセラー、認定カウンセラー、健康心理士の資格を持ち、カウンセラーとしても活動している。
東京成徳大学客員教授、日本語検定審議委員も務める。主な著書に『口のきき方』『すべらない敬語』 (以上、新潮新書)、『心を動かす「伝え方」また会いたくなる「話し方」』(講談社+α文庫)、『敬語力の基本』(日本実業出版社)、『おとなの雑談力』(PHP文庫)など多数。

「2020年 『イラッとさせない話し方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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