言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106637

感想・レビュー・書評

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  • 人前では堂々と言えないような遺伝子のタブーなどについても言及している本作。
    いいことは遺伝だねと言えても、悪いことは言いずらい。
    そんなことも堂々と書いてあります。
    だからこの衝撃的な帯の「不愉快な現実」を知ることになってしまう。

    いいことだけ信じて生きていくしかないな。

  • 遺伝がどのような影響をもらしているか、また、進化の過程で人間は無意識にどのような考えで行動してきたのかを、世の中で考えられている定説、常識は本当にそうなのかと、現代科学の実験結果を元に語っている。また、遺伝がメインテーマなので、子育てしている人に参考となる話があるので、小さな子供がいる方にオススメ。頭の片隅に置いておいても良いと思う。

  • 日本人はPIAACでは世界トップで優秀のように見えるが、3分の1は日本語が読めず、学力・年収・老後の生活まで遺伝が影響する。東アジアにうつ病が多いが、日本人の大半は特定の環境では大きな幸福感を得るもののそれ以外ではあっさり枯れてしまう「ひ弱なラン(蘭)」であり自己家畜化が進んだムラ社会で培った民族。幸福になるためには咲ける場所に移ること。
    20冊目読了。

  •  結構知らないことがある。そんなことだろうと思ってはいたけれど…

  • 海外の報告が並んでいたけど、日本の文化に合っていないのか、しっくり来ない話しが多かった。全体的にゴシップな話題が並んで、自分は関心が持てなかった。話題作りにはいいと思う。

  • 科学的に証明されているから正しい
    と決めつけるのは本当に正しい事なのか?
    著者は他人を惹き付けるために都合のいいデータのみを抽出しているように感じる。
    科学的な根拠、ではなく、傾向の数字ばかり並べている。
    その傾向はどのようにして抽出された数字なのか、その数字があるから事実だと言えるのか
    因果関係はあるのか
    全く検討されていない内容だと思う。

  • 遺伝と性と見た目の格差の話。知ってることが大半だったため目新しい情報はなかった。脳科学や性文化に興味がある人は知ってるものが被ると思う。

    色んな項目があるため説明は簡略されていて物足りなさが残る。そうだね。と思うこともあれば。え?と引っかかることも多い。さらっとしすぎて信頼できる感じがあまりないな…

    ペニスのサイズでボノボに分けるとか乱婚向きだとか考えるのは面白かったな。

  • いろんな研究がされているんだなー。
    こんなふうに、コンパクトに解説されていると、庶民にもわかりやすくて、賢くなった気がする!!

  • 子育て中の身には興味深い内容でした。

    ・親のいちばんの役割は子どもの持っている才能の芽を摘まないような環境を与えること。
    ・親が与える環境(友だち関係)が子どもの人生に決定的な影響を及ぼす。

    過干渉にならない程度に、子どもの交友関係や環境を調整してあげたいと思いました。

    また、本文最後の
    “「子育ては無意味だ」ということではない。人生とは、もともとそういうものなのだから。”
    という言葉にシビレました…!!笑

  • 親の出来ることは、子供にいい仲間環境を与えることだけなんだなあということがよく分かった。
    子供に自分の理想を押し付けないようにしたいし、子供にとって過ごしやすい場所を一緒に考えてあげたいなと思った。もし自分が親になるのであれば笑

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著者プロフィール

2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)、『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』『橘玲の中国私論』(以上ダイヤモンド社)『「言ってはいけない? --残酷すぎる真実』(新潮新書)などがある。メルマガ『世の中の仕組みと人生のデザイン』配信など精力的に活動の場を広げている。

「2023年 『シンプルで合理的な人生設計』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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