騙されてませんか ~人生を壊すお金の「落とし穴」42 (新潮新書)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106108341

感想・レビュー・書評

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  • 人それぞれ。いろんな知識はあったけど、ポイントだとか、保険とか、読めば読むほどケースバイケース。ただ、知識としていろんな引き出しを持っておくことは大事だとは思いました

  • お金について専門家がアドバイスする一冊。

    基本的には投資はせず地味に貯蓄をしなさいよという話。

  • 2019年10月。
    どれも多少は聞いたことがあるような話で短く簡単にまとめてあるが、説得力がある。
    長期投資が有益かどうかは、わからないのではないかという指摘も、個々の例をあげればなるほどと思わせる。また、銀行の利益は2割の富裕層から、残り8割の客はそもそも相手にしてない。信託銀行は投資信託で信託手数料を取ることが目当てなどといって指摘も。名古屋金利ということも初めて知って興味深い。

  • これは著者の癖だと思うのですが、特に投資に関するパートにおいてポジショントークが極まっています。投資=危険で止めるべき、預金で良いとの一辺倒です。と思えば別のページで預金の害について言及するなど、そもそもロジックがメチャクチャで、本当にこれで専門家を名乗っているのか…という話でもありますが…。

    投資とはこう言うもので、こんな手法があり、こんな良い面も悪い面がある、というファクトの提示で留めてあれば何の問題もありませんが、筆者の投資に対するスタンスで持って読者に意見の押し売りをするのはよろしくない。この部分は読者が個々に判断すべき内容と思うのですが、この辺り、事実と意見の見分けがつきにくい形で書かれているのでタチが悪いです。

    いわゆるポジティブ(実証的)な議論と、ノーマティブ(規範的)な議論を切り分けて読むことができないとえらい目にあうと思う一冊であり、注意が必要と思います。

  • コープ共済に変えよ

  • テレビでもお馴染みの 作者 荻原博子氏のほんである。

    美味い話には、裏があるという事を記載されている。
    本当に、保険でも、信託投資でも、細かい字の説明では、理解しがたい部分が、事細やかに難しく書かれており、一般の知識不十分な者には、チンプンカンプンである。

    そこを、詳しく、そして、新潮新書さんにしては、活字も大きく読みやすい。
    コロナの時代で、お札やコインを使用するのも、少しづつ減って来ている昨今。
    財布の中身が減って行く感覚が、薄れてきているせいか、レシートも、カード支払いで、合計を見ずして支払っている。
    いくら使ったのか?も、その場で、理解しがたい。

    これでいいのだろうか?
    便利さだけが優先しているのでは・・・・

    節約、投資、保険、老後と、分けて記載されており、どれも気になる部分である。

    日本人の貯蓄精神は、早々、この本に書かれているように、小学校時代の高学年で、お小遣いを貯蓄するというものがあったように思い出された。
    そのうちに、子供銀行なるものを作って、学校内で、競い合って預金をしたような覚えもある。
    そういえば、お小遣い帳なるものが、文房具屋で、売られていたのに、最近はお目にかからない。

    今日の朝刊にも、ロシア人の40%は、貯金が、無いとの事・・・
    ウクライナ侵攻で、避難民など、バッグ一つだけで移動しているのを見て、昔の時代小説ではないが宵越しの金は持たない主義なのだろうかと、・・・・

    本に目を向けると、どれもこれも、した事もあるような事柄。
    投資信託も、証券マンの話にのって、大損した事も、保険も大型をかけたけど、10年で、保険料が高額になったり、と、・・・

    なるほど・・・と、思われる事がほとんどだけど、差て、何をすればよいの???と、本を閉じながら思う。

    大赤字の政府は、日本国民のタンス預金を知りたいためにも、マイナカードを促進したい方向である。
    個人の投資も奨励するみたいだが、個々の資産は、自分で増加させる為であろう。

    この本の記載だけでなく、この世の中に騙される落し穴、いくつも仕掛けられていうような気がする。

  • さらっと読める。
    自分のマネーリテラシーのチェックになりました。

  • 字の大きさでだまされた

  • 最近の新潮新書では珍しいくらい、活字の大きい本。

  • TVにたくさん出てらっしゃるのにCMを忖度せず保険、銀行、郵貯を斬りまくるのは爽快なんだけど
    投資についてなんでこんなに否定なさるのか
    別の本で『年金だけでも暮らせます』がありますが
    この本ではGPIFの運用を大赤字と非難している
    GPIFを非難し、投資を否定し、年金だけでも暮らせる
    とは何なのだろう

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著者プロフィール

1954年長野県生まれ。経済ジャーナリスト。難しい経済と複雑なお金の仕組みを、わかりやすく解説することに定評がある。一貫して庶民の視点で、生活に根差した独自の家計論を展開。多くの雑誌に連載を持ち、テレビ番組のコメンテーターらラジオ出演も多い。

「2016年 『荻原博子のやさしい家計簿2017』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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