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- Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106440465
感想・レビュー・書評
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本の帯には、田沼意次父子を進取の改革者として捉え直した経済小説とあるが、あくまで主役は青山信二郎、河合保之助で進行する山本周五郎得意の人情ものである。ただ珍しく悲劇的な結末で終わる。それは良いのだが保之助の妻となる「その子」の存在が、その描き方を含めて中途半端な点が不満。一体どういう女性として書きたかったのか私には理解できなかった。
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