- Amazon.co.jp ・マンガ (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784107717153
感想・レビュー・書評
-
うーん、まだ分からない。
頭にも心にも落ちてこない。
美しい話なのは分かるんだけど、そこから先がちょっと見えないんだよなー。もう少し何か欲しい。
最終的にどういう落とし方するのかな、これ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
201309/もっとアベル編読んでいたかったです…
-
天使という死に至る少年達の心境が染みこむ第2巻。
善くありたい欲求は拒めない。第2巻の主人公となったアベルは愛を失うことを何度も体験し、それを求める者のに対しても八つ当たりともとれるような行動をした。天使という純粋無垢なイメージとは逆方向なその行動からは彼が選ばれるとは思わなかった。だが、彼は選ばれた。様々な葛藤や迷いを持ち続けながらも生き、その昇華によって天使に選ばれる。ミカが言い放った善くありたい欲求は拒めないというセリフ通り彼が天使になることは必然だったのか、天使になる条件は人為的な策略により選ばれるかもしれませんがそれぞれ死を迎える少年たちが生きる上での苦しみを昇華している様子をみると儚げで美しいものでした。
1巻毎に主人公を変更して進行していくんですかね。それぞれ少年がもつ葛藤を見るのも楽しいですが、今回の刑事のように外側の人間がもつ思いも描いていって欲しいです。2巻でさらに世界観に惹きこまれましたので次巻が楽しみです。 -
「天使」となった者に与えられる周囲からの祝福。「天使」となれた者への憧れ。しこうしてその彼が召される瞬間の姿は、もっとも親しきものたちの目からは隠されていなくてはならない…。
最期のときにあって、当人は物質としての身体の死の痛ましさを一室のうちに閉じ込めて、信仰上の幸福をただただ個人的なよろこびとして抱え込んだまま逝く。去る者には去る者の、送る者には送る者の悲喜がある、というわけだ。
透明感のある画の妙とお話のうつくしさが相まってなんともかんとも…。ツアーの間中「マルタが、マルタが…」と浮ついてしまっている状態のガブリエルの描写が、実は沈鬱になりがちな本筋に対する中和剤のようなものとして、意図的に挿入されているらしいフシがある…。 -
天使に興奮する聴衆との対比
次のシオンはどうなるの? -
天使候補の少年アベルが火事で死んだ。
彼は「天使になったから」死んだのか、それとも「火事で」死んだのか?
「天使になったら死ぬ」その真相は?
今回は少年同志の肉体関係もストレートに描かれていて、「匂わす」程度ではなかったのでご注意を。
アベルが変貌した理由、親しくしていた少年ユージーンの死。
「天使」という特殊条件ではあれど、死をどう受け入れるかというテーマにもつながるところがあって興味深く読んだ。
2巻までが「序章」という感じ(綺麗にまとまってしまったので、一瞬本来の主人公の存在を忘れて、2巻で終わりか?と思ってしまった)。
次からまた物語が動き出すかな。 -
まったくもって百点満点のまんが‥
次はシオンか〜〜たのしみです!! -
一人なのに24年組の再来っておかしいだろ、と思ったけど読んだら「…あー、…なるほど」でした。
くそっ好きだ。