死役所 1 (BUNCH COMICS)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 865
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107717412

感想・レビュー・書評

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  • グロいけど、不思議と引き込まれる世界。

  • 上手いですね…
    すべてを描かないことで読者に想像力を与えてくれる
    そのスキマが絶妙だと思いました。
    惜しむらくは、シ村さんの口が過剰な∨字なところ…
    他がリアルなだけにそこが絵的に浮いてしまうのが残念に思いました。

  • 雑誌「月刊コミック@バンチ」で連載中のあずみきし「死役所」の第1巻です。NHKで放送された「声優×怪談」で緒方恵美さんが朗読された「自殺ですね?」が気になり読んでみました。朗読された話も怖いというよりは理不尽や悲しさを感じるお話でしたが、他の話も同じようにただ怖い話ではありません。きっちりとオチが付く話もありますが、フワッと終わる話もあります。ここを訪れる死者も大事ですが、ここで働いている職員の過去も気になります。ある程度、行間がある作品なので、色々と想像して読むと楽しいかも。10月からのドラマも楽しみ。

  • 想像したものよりも面白かった。
    亡くなった人や殺された人や殺した人、そしてその周りの人や環境。なんとも言えないやるせないものだったり、救われるものだったり。どちらにしても、それらに死後は干渉できないんだなあと思ったり。

    シ村さんの過去も気になる

  • 死んだ後に訪れる死役所。ここで書類を提出して、死者は天国・地獄へと向かう。

    いじめを苦に自殺、職場で事故死、虐待死、死刑執行。それぞれの死因は職場での事故死以外は目新しいところは無いけれど、「死後の目線」からの表現が面白かった。これからのことに何か言いたくても、この物語の登場人物はすでに死亡しているわけで。

    第5条「働きたくない」は特殊な死因。この話で死役所を訪れる死者の描写は怖かった。

    読後に感じる後味の悪さはなんとも表現できなくてもどかしいが、いつもにこやかな役所のシ村さんの言動がその後味の悪さに一役買っていると思う。

    各話読み切り形式。
    これ原作にした映画が出来たら、見に行きたいなと思った。

  • 死役所(BUNCH COMCS)
    著作者:あずみきし
    発行者:新潮社
    タイムライン
    http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
    facecollabo home Booklog
    https://facecollabo.jimdofree.com/
    死者たちの秘められた本音に心揺さぶられる人気作。

  • 表紙の上杉涼子さん。丹波哲郎さんの名言、明るく すなおに あたたかく の言葉を思い出しました。どなたの心の中にも鬼が居る。秒で動ける仏様、、、そこに真実があるのではないでしょうか。

  • 死んだ人を迎える「死役所」職員というユニークな設定のオムニバス漫画。自殺、他殺、事故死、それぞれのエピソードがけっこう胸にくる。

  • 怖いかと思ったら、怖くなかった。
    面白い切り口。

  • 死刑囚のその後、死後の役所。

著者プロフィール

あずみきし
大分県別府市生まれ。大分県立芸術文化短期大学卒業。2人の兄の影響を受け、小学2年生ごろに自作の漫画を初めて雑誌に投稿。別府市役所に臨時職員として勤務する中でアイデアを得て、『月刊コミック@バンチ』2013年11月号から『死役所』を連載開始、人気作となりTOKIO松岡昌宏の主演で、2019年10月期にテレビ東京系でドラマ化が決定。

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