応天の門 1 (BUNCH COMICS)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 136
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107717429

感想・レビュー・書評

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  • 在原業平と菅原道真は知り合いだった…というお話。
    京のまちに起こる摩訶不思議な謎を2人が解決していく様がおもしろい。

  • Romie
    のサイトより気になって購入
    ・・・あんま面白くないww

  • 歌の才と女好きで名を馳せる在原業平とひきこもり毒舌エリート菅原道真が京の都の謎を解くサスペンス。
    業平は口説く相手見境なし、道真は発言容赦なし。
    年の差20、お互い補い合っていいコンビ。
    二人はそれぞれ過去に何かあるようだがそれはまだこれから。
    続きが楽しみ。

    平安時代は日本史の中でかなり苦手だった所で用語やら何やら分からずどうしようかと思ったら、話の間と巻末に解説が。ありがたい。

  • 在原業平と菅原道真のバディ物。骨太な……んと、ミステリーかな。読み応え充分。(^^)
    柔軟性のある利口なおっさん(業平殿に向かって、なんてこと言うか!\(><;))と堅物潔癖な賢い若造の友情――大好物です♪
    最終エピソードと、物語の落ちに、ちょっと期待するものを覚えつつ。

  • 書ばかり読んでいるエリートだが少し口が悪い菅原道真と、イケメンプレイボーイの公達・在原業平の二人が、女官の連続失踪事件、玉虫の姫の謎事件など、京に巻き起こる怪異の謎を暴く!
    美麗絵師・灰原薬が描く、平安絵巻。

    非常に絵がキレイです。道真のキャラクターも好きだし、面白かったです。あまり平安時代は詳しく知らないけど、時代考証もしっかりされているそうで、続刊にも期待です!

  • なんとなーく新刊案内を見て、amazonさんの紹介文がこれ↓

    口の悪いインドア学生・菅原道真と京随一の歌人&色男・在原業平――最強に天才で最高に面倒なふたりが、京で起こる怪奇事件を解き明かす――!!

    基本的に謎解き系が好き。平安でそういうのは陰陽師独壇場的なところがあったような気がするし、おっさんとインドア青年(むしろ少年ぽいが)。うん、良いんじゃない?
    ということで買ってみた。
    今思えばこの2人の外見が、エルヴィンとリヴァイ洗脳によって手に取ってしまったんではないかと、若干戦慄を覚えているけれど…いやそんなことは…(黙)。

    流れとしては王道1話完結風謎解きスタイルですが、平安時代ともあれば、想像以上に今とは違う文化や考え方や決まり事の中で人々は生活していたんだろうし、表向きは雅な部分もあっても、実際は今よりもっと理不尽な事や残酷な事が日常的なものだったんだろうなと。その反面、現実にその中で人々は生きていた訳で、笑ったり怠けたり、人間味もある訳で。
    そんな背景を、東大研究員さんの平安コラムみたいのを挟む事で、現実とフィクションをうまく混ぜ合わせながら読むと、今までとはちょっと違った視点で見られる。

    次巻は秋頃発売予定とのことで、今後どう進むのか気になるところ。

  • 平安! ミステリー!
    世知に長けた38歳業平さんと、頭脳明晰な18歳道真さんの見事な凸凹ぶりが大変かわいらしゅうございます。
    政争とか業平と高子のあれこれもたっぷり描かれる気配で今後が楽しみ。

  • 業平が主人公の漫画とは珍しいので、衝動買い。内容は、陰陽師のようであり、探偵ミステリー物のようであるが、意外にしっかりしていて面白く読めた。今後の展開に更に期待したい。しかし、本郷和人はなんでもやるなー。

  • 塗りが好きだったので表紙買い。本文の道真は、時節柄、どこぞの兵長を彷彿とさせる容姿。私感なりに。 内容は、意外と全方位。歴史もの好きにも、推理もの好きにも、楽しめるんじゃないかなと。各話の題名が きちんと古文の…なんだっけ()…何かの作品の題名の形式を踏襲してるのも好感。

  • よく調べてあるなーと思った。
    道真が三男なこととか,紀長谷雄を出すあたりとか。

    風習あたりが現代風ではあるけれど,あの時代のマンガは少ないから,良きかな。

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著者プロフィール

はいばら やく
漫画家。東京都在住。女性。
元々は同人作家として和泉八雲名義で活動。2006年に「コミックZERO-SUM」にて『とかげ』でデビュー。2017年、在原業平と菅原道真が怪奇事件の謎を解き明かそうとするクライム・サスペンス作『応天の門』で第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞し、これが代表作となる。

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