母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。 (BUNCH COMICS)

著者 :
  • 新潮社
4.27
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本棚登録 : 223
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107717610

感想・レビュー・書評

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  • 君の膵臓を食べたい を読んだ後、本棚を整理していて見つけたので久々に読む。

    比較するものではないけど、自然に涙が出てきちゃうのはこっちだった。

  • 母が末期の胃癌だと判明してから、亡くなった後までを、筆者の心情交えつつ描かれている。

    当初は母の死をなかなか受け入れることができなかったが、次第に、親の死は自分を「前に進ませるんだ」と、筆者は考えるようになる。

    幸いにも私の両親は健在だが、いざという時に改めて読み返したい良書。

  • ボロボロ泣きながら読んだ。
    マザコンでもなんでもいいから、母親を大切にしたい。

  • タイトルだけを見ると一見猟奇的なカニバリズム漫画に思えるけども読むととても感動します。最愛の母の死と愛していた母だから自分の体の一部にしたいというくらいの思い(実際は実行はしてない)母が死ぬまでのエピソードと母が死んでから残された者達へのエピソードそしてこれから生まれてくるさとしの娘への手紙こうやって命は繋がれていくのだなと感じました。僕はまだ16歳ですがいつかは死にます。僕も悔いの無い人生を送れるよう自分と回りの人を大切にしたいと思いました。

  • これは駄目だ。

    絶対ないちゃう。
    なんかいよんでも。

  • 号泣。

    内容紹介

    「自分の母親だけは、絶対に死なないと思い込んでいた――」

    最愛の母のがん告知、闘病、葬儀。
    そして死後も淡々と続いていく日常で作者が発見したこと。
    現実と真摯に向き合う過程で見えてきた“母の死"の意味とは――。
    どこか勝手の違う“母親のいない世界の違和感"を新鋭が紡ぎだす自伝エッセイ漫画。



    出版社からのコメント

    「いつか、誰もが経験するであろう最愛の人との別れ。その後の日々をいかに生きていくのか」をテーマに、
    最愛の母を亡くした経験を持つ作者が“母の死"と向き合い続けて描いた自伝エッセイ漫画。
    淡々とした筆致で描かれる母への強い想いに心揺さぶられる一冊です。

  • この漫画を読んで、泣かない人っているのかな?

    私は、電車の中にも関わらず、涙ボロボロ大号泣してしまった。

  • 駄目だ、涙が。涙がじんわり。

  • 著者の母が末期胃がんの宣告を受けるシーンから始まり、母を亡くして、その後自分の気持ちが落ち着く頃までが淡々と描かれているコミックエッセイ。

    シンプルな絵で描かれるお母さんの姿からも生前の優しさがにじみ出ている。子供の事を第一に考えて最期まで生きた母親とその母親を慕う息子の姿が胸を打つ。

    しかし、経験したものにしか分からないであろう徐々に死に向かって行く親に対する気持ち、親が亡くなった後の諸々の雑事、雑事が落ち着く頃にやってくる途方もない寂しさなどがリアルに思い出されて泣けてしまうところもあった。

    誰もが乗り越え通らなければならない苦難。それを乗り越えてやっと人は一人前になるのかもしれない。

  • 自分の母親だけは
    絶対に死なないものだと
    その時が来るまで
    根拠もなく思い込んでいたんだけど…
    母はちゃんと死にました

    わたしたちはいつか
    必ず死にます
    例外はありません
    必ずです


    誰にでも描けそうで書けないこと
    響きました
    共感はまだまだ先でお願いしたい

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