仕事ばんざい: ランベルト君の徒弟日記

著者 : ランベルト・バンキ 中嶋浩郎

制作 : 小泉和子 

• 中央公論新社 (1992年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

細密な絵で見るイタリア職人生活。フィレンツェの町の工房でランベルト少年は金具職人の修業中。仕事の日々を淡々と綴る。

感想・レビュー・書評

[illinois2010さんの感想 · 2014年11月22日]

花登筐の『あかんたれ』を読んだあとでこれを読むと、凄まじいギャップを感じます。丁稚と徒弟は、まったく異なるものだ理解しました。

[szkさんの感想 · 2011年2月23日]

13歳で徒弟修業に入ったイタリアの少年ランベルト・バンキ君の約1年にわたる日記。働く喜びにあふれた毎日。仕事が大好き親方が大好き。あとがきには自分の工房前に立つ1990年57歳のバンキさんの写真。働く喜びを失わずに年月を重ねた笑顔。
同じ仕事をしているのに「そんなの知ったこっちゃねえ」って態度で斬りつけられた日には、ランベルト君に会いに行こう。